04月26日
【NY株/欧州株概況】
【市況】ダウ続伸 85ドル高で2日連続の最高値更新 |
27日のNYダウ工業株30種平均が3日続伸した。前日比85ドル54セント高の2万1796ドル55セントで取引を終え、連日で過去最高値を更新した。
前日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の声明を受けて、穏やかな利上げペースへの安心感が広がる中、この日のダウは買い優勢で開始した。
四半期決算が好調だったベライゾン・コミュニケーションズやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が買われ、ダウ平均を押し上げた。午後にかけては伸び悩み、小幅安に転じる場面もあった。
通信大手のベライゾンが7%あまり上昇した。携帯電話の契約者数が純増となり、売上高が市場予想を上回った。1株利益が市場予想を上回ったP&G株も堅調だった。
航空機のボーイングにも前日発表の決算を好感した買いが続き、この3銘柄でダウ平均を80ドル強押し上げた。原油先物相場が上昇し、石油株もしっかり。
一方、前日まで堅調だったアップルなどの主力ハイテク株に利益確定や持ち高調整の売りが広がり、相場の重荷となった。午後にはダウ平均は23ドル安と小幅に下げる場面があった。
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、同40.561ポイント安の6382.186で終えた。
アップルやグーグル持ち株会社のアルファベット、マイクロソフトなどに利益確定売りが広がった。引け後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムも下げに転じて終えた。前日夕に発表した決算が好感され、フェイスブックは上昇して終えた。
S&P500種株価指数は3営業日ぶりに反落した。
業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「電気通信サービス」「エネルギー」など5業種が上昇。「IT」「ヘルスケア」などが下落した。
個別では、27日発表した四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったCATVのコムキャストが小幅高。同業のチャーター・コミュニケーションズは純利益が市場予想を下回ったが、契約者数が市場予想ほど減らず、株価は大きく上昇した。
決算は市場予想以上だったものの、利用者数が伸び悩んだツイッターは急落した。業績見通しが慎重と受け止められたサウスウエスト航空も安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,797.47 +86.46
S&P500種
2,477.83+0.70
ナスダック
6,422.747 +10.573
四半期決算が好調だったベライゾン・コミュニケーションズやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が買われ、ダウ平均を押し上げた。午後にかけては伸び悩み、小幅安に転じる場面もあった。
通信大手のベライゾンが7%あまり上昇した。携帯電話の契約者数が純増となり、売上高が市場予想を上回った。1株利益が市場予想を上回ったP&G株も堅調だった。
航空機のボーイングにも前日発表の決算を好感した買いが続き、この3銘柄でダウ平均を80ドル強押し上げた。原油先物相場が上昇し、石油株もしっかり。
一方、前日まで堅調だったアップルなどの主力ハイテク株に利益確定や持ち高調整の売りが広がり、相場の重荷となった。午後にはダウ平均は23ドル安と小幅に下げる場面があった。
ナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、同40.561ポイント安の6382.186で終えた。
アップルやグーグル持ち株会社のアルファベット、マイクロソフトなどに利益確定売りが広がった。引け後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムも下げに転じて終えた。前日夕に発表した決算が好感され、フェイスブックは上昇して終えた。
S&P500種株価指数は3営業日ぶりに反落した。
業種別S&P500種株価指数(全11業種)では「電気通信サービス」「エネルギー」など5業種が上昇。「IT」「ヘルスケア」などが下落した。
個別では、27日発表した四半期決算で1株利益などが市場予想を上回ったCATVのコムキャストが小幅高。同業のチャーター・コミュニケーションズは純利益が市場予想を下回ったが、契約者数が市場予想ほど減らず、株価は大きく上昇した。
決算は市場予想以上だったものの、利用者数が伸び悩んだツイッターは急落した。業績見通しが慎重と受け止められたサウスウエスト航空も安い。
NYダウ工業株30種(ドル)
21,797.47 +86.46
S&P500種
2,477.83+0.70
ナスダック
6,422.747 +10.573
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物は小幅反発した。9月物は前日比30円高の2万0030円で引け、同日の大取終値を20円下回った。
引けにかけて米株が上昇し、つれ高したか米株が午後に入り下げた局面では一時2万円を割り込んだ、この日の安値1万9950円まで下げた。この日の高値は2万0175円。
【欧州株式市場】引けにかけて米株が上昇し、つれ高したか米株が午後に入り下げた局面では一時2万円を割り込んだ、この日の安値1万9950円まで下げた。この日の高値は2万0175円。
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100種総合株価指数は小反落。前日終値に比べ9.31ポイント安の7443.01で引けた。医薬品株の下げが指数下落に大きく影響した。ただ、構成銘柄の約7割は上昇した。
医薬品株が売られた。アストラゼネカは15%下がった。肺がん治療薬の臨床試験で効果が出なかったと発表し、嫌気された。
バークレイズなど銀行株も下がった。上期決算を発表したロイズ・バンキング・グループの下げが目立った。配当権利落ちの電力のSSEも5%超下落した。
半面、酒類のディアジオは約6%上昇した。通期増収・増益を発表したほか、利益率目標を引き上げたことが好感された。害虫駆除のレントキル・イニシャルも5%超上がった。上期税引き前利益が増加したことが買い材料となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ株式指数(DAX)は反落した。終値は前日比93.07ポイント安の12212.04だった。医薬品株が売られた。アストラゼネカは15%下がった。肺がん治療薬の臨床試験で効果が出なかったと発表し、嫌気された。
バークレイズなど銀行株も下がった。上期決算を発表したロイズ・バンキング・グループの下げが目立った。配当権利落ちの電力のSSEも5%超下落した。
半面、酒類のディアジオは約6%上昇した。通期増収・増益を発表したほか、利益率目標を引き上げたことが好感された。害虫駆除のレントキル・イニシャルも5%超上がった。上期税引き前利益が増加したことが買い材料となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
ドイツ銀行は6%超下落した。通期収益の減少見通しを示したことが嫌気された。ドイツ取引所も大幅安。通期利益見通しを下方修正した医薬・農薬大手のバイエルの下げも目立った。上期決算を発表した自動車のフォルクスワーゲンも売られた。
一方で、保険のアリアンツは上昇した。前日遅くに、通期営業利益が目標範囲の上限になるとの見通しを示したことが好感された。不動産のボノビアも買われた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40