兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

相場概況(大引け)
285円高と続伸、自動車株などに見直し買い
東京株式(大引け)=285円高と続伸、自動車株などに見直し買い

【大引け概況】 15日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比285円18銭高の3万4267円54銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:25 容量:17.96M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   前日の米株式市場では、NYダウは312ドル高と上昇した。トランプ米政権がスマートフォンなどの電子関連製品を相互関税の対象から一時除外したことを好感する買いが流入した。これを受け、東京株式市場も日経平均株価は上昇してスタート...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、投資家心理が改善
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善

  東証スタンダード市場は米関税政策に対する過度な不安が和らぎ、投資家心理が改善し買いが優勢となった。 スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高4億2582万株。 値上がり銘柄数887、値下がり銘柄数521と、値上がりが優勢だった。   個別ではTHE WHY HOW DO COMPANYがストップ高。三井住建道路、鳥越製粉、東洋精糖、北浜キャピタルパートナーズ、きょくとうなど44銘柄は年初来高値を更新。ラピーヌ、フレンドリー、ウッドフレンズ、エディア、テイツーが買われた。   一方、MS&Consulting、マックハウス、植松...

東証グロース(大引け)
値上がり優勢、投資家心理が改善
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善

  東証グロース市場は前日の米株式相場の上昇などを支えに投資家心理が改善し、新興市場でも買いが優勢だった。グロースの主力株の一角や好決算を発表した銘柄の上昇も目立った。   米政権による高関税政策の一部に軌道修正の動きが見られ、前日の米主要株価指数はそろって続伸した。米株市場の上昇を受け新興市場でも投資家の過度な不安心理がやや後退し、グロース250は一時前日比2%以上上昇した。 市場関係者は「新興市場は関税影響を受けにくく、心理さえ改善すれば買いは入りやすい」と分析。個別の買い材料を手掛かりに主力株の一角に買いが集まった。 東証グロース市場250指...

相場概況(前引け)
続伸 米関税の警戒和らぐ、トヨタなど自動車株に買い
東京株式(前引け)=続伸 米関税の警戒和らぐ、トヨタなど自動車株に買い

  15日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比302円66銭高の3万4285円02銭だった。 前日の米株式市場では、NYダウは312ドル高と上昇した。トランプ米政権がスマートフォンなどの電子関連製品を相互関税の対象から一時除外したことを好感する買いが流入した。米株高を受け、東京株式市場も日経平均株価は上昇してスタートし、400円を超える値上がりとなる場面があった。特にトランプ米大統領が14日、「一部の自動車メーカーを助ける何らかの方策を検討している」と語ったと伝わり、自動車関税の救済策への期待が高まり自動車株が買われた。 米株式市場でフォード・モーターなど自...

東証スタンダード(前場)
値上がり優勢、投資家心理が上向き
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が上向き

  東証スタンダード市場は前日の米国株上昇を受けて投資家心理が上向き、買いが優勢になった。 スタンダードTOP20は続伸。出来高2億2467万株。 値上がり銘柄数927、値下がり銘柄数427と、値上がりが優勢だった。   個別ではTHE WHY HOW DO COMPANYが一時ストップ高と値を飛ばした。鳥越製粉、東洋精糖、北海道コカ・コーラボトリング、一正蒲鉾、サトウ食品など28銘柄は年初来高値を更新。フレンドリー、川本産業、ウッドフレンズ、ジェイ・エスコムホールディングス、ラピーヌが買われた。    一方、MS&Co...

東証グロース(前場)
値上がり優勢、投資家心理がやや改善
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理がやや改善

  東証グロース市場は前日の米株式相場の上昇が支えになった。15日の日経平均株価も上昇して投資家心理がやや改善したことで、グロース市場でもトライアルなど主力株に買いが入った。 東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比7.68ポイント(1.21%)高の641.60だった。グロースCoreも反発。 グロース市場ではサンバイオ、Synsも上昇した。一方、クオリプス、ベースフードは下落した。 値上がり銘柄数366、値下がり銘柄数189と、値上がりが優勢だった。   個別では、VRAIN Solution、キッズウェル・バイオがストップ高。イ...

相場概況(寄り付き後)
続伸スタート、NYダウ上昇を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、NYダウ上昇を受け

【寄り付き概況】   15日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比366円65銭高の3万4349円01銭。   前日の米株式市場では、NYダウは312ドル高と上昇。トランプ米政権がスマートフォンなどの電子関連製品を相互関税の対象から外したことを好感する買いが流入した。これを受け、日経平均株価も値を上げてスタートした。為替は1ドル=143円20銭前後と前日夕方に比べやや円安で推移している。   米自動車株が上昇した流れを受け、トヨタやホンダ、マツダに買いが波及している。トヨタは買い気配で始まったあと...

カタリストコメント
03_katakome41.jpg 「需給」
「需給」

「需給」   「主要3指数は揃って続伸」   週明けのNY株式市場は主要3指数は揃って続伸。 スマートフォンやコンピューターが相互関税の対象から除外されたことを受けた格好。 ただ、今後の関税を巡る不透明感から3指数はいずれも日中高値から押し戻された。 アップルが2.2%高、デルが4%高、HPが2.5%高。 フィラデルフィア半導体指数(SOX)は0.3%と小幅な上昇。 エヌビディアは0.2%下落。 VIX(恐怖)指数30.89と終値ベースで4月3日以来の低水準。 決算が好調だったゴールドマン・サックスは1.9%上昇。 3月のNY...

相場展望(寄り付き前)
堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か

15日の東京株式市場はは、堅調な展開か。   日経平均株価予想レンジは、3万3800円-3万4400円を想定。(14日終値3万3982円36銭) 米国株は上昇。ダウ平均は312ドル高の40524ドルで取引を終えた。 現地14日の米国株式が続伸した動きを受けて、買い優勢スタートが見込まれる。ただ、半導体関連に関する米相互関税の行方が不透明なことから、関連銘柄には手控えムード広がる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=143円前後(14日は143円06-08銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の前半(同1...

NY株/欧州株概況
続伸312ドル高、関税警戒が一旦緩む
【市況】続伸312ドル高、関税警戒が一旦緩む

14日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比312ドル08セント(0.77%)高の4万0524ドル79セントで終えた。 トランプ米政権が11日、相互関税の対象から電子関連製品を除外した。関税引き上げを巡る過度な警戒が後退し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだ。ダウ平均の上げ幅は500ドルを超える場面があった。   米政権は11日夜、事業者向けの通知で、スマホやパソコン、半導体製造装置などを相互関税の対象から除外することを明らかにした。中国で多くの製品を生産する大手ハイテク企業に朗報となり、アップルなどに買い戻しが入った。 ...

毎日コラム
感性で選ぶ、アノマリー

投資テーマや銘柄は人に教えてもらうのではなく、自分で見つけましょう。
化学が嫌いなのに化学を追いかける必要はありませんし、銀行が嫌いなのに金融株を持つ必要はありません。
「2019年前半は、火曜が高く水曜が安く、金曜が高いリズム」。そう感じたならば株安の水曜に買い、株高の金曜に売るという投資だって悪くありません。
いくら御託を並べても株式相場は「儲けたい」という心理の集積場。

企業業績やテーマだけでなく「儲けたいマネーの心理はどこを向くのか」を考えましょう。
投資家の心理は不思議なことに「拠り所」を求めるものです。

その拠り所の1つに「アノマリー」というものがあります。
根拠はないがよく当たる、相場における経験則のようなものです。
 

例えば、「干支のアノマリー」というものがあります。
辰年の南海辰村、巳年の蛇の目、午年のマブチ(馬渕)、未年の日毛(ウールのニッケ)、申年のソニー(80年代のサルがウォークマンをしているCMのイメージから)、酉年の日清食品(チキンラーメン)、戌年のラウンドワン。
冗談のようですが、その前年からの動きはとても良いものでした。
これも、重要な投資シナリオの1つなのです。

日経新聞の元旦朝刊のトップ見出しはその年の相場を象徴する傾向がある、というアノマリーもあります。
11年「先例なき時代に立つ」
12年「聞かれる知、つながる力」=「C世代を駆け抜ける」
13年「5割経済圏:アジアに跳ぶ」
14年「空恐ろしさを豊かさに」年始恒例の連載テーマ「リアルの逆襲」
15年「変えるのはあなた」
16年「目覚める40億人の力(インドの俊英、続々頂点に)」
17年「『当たり前』もうない(逆境を成長の起点に)」

株式投資のヒントやキッカケは、どこにでもあるものと考えましょう。

【株式名言】
人の行く裏に道あり 花の山