兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【る行】

【る行】
 
■類似会社比準価格算定式(るいじがいしゃひじゅんかかくさんていしき)
未公開の新規上場申請会社が上場前の公募又は売出しに際し行われる入札の下限価格の決定に用いられる算定式のことをいいます。なお、入札下限価格の算定に当たっては類似会社比準価格の85%の価格とすることが定められています。
 
(計算式)
類似会社比準価格=類似会社株価×0.5×(新規上場申請者の1株当たり純利益額÷類似会社の1株当たり純利益額+新規上場申請者の1株当たり純資産額÷類似会社の1株当たり純資産額)
 
 
 
■るいとう(るいとう)
「るいとう」は基本的に毎月一定の金額で株式を買い続けていく株式投資です。投資金額は1銘柄につき1万円以上1,000円単位かつ月間100万円に満たない範囲で自由に設定することが可能。まとまった資金が必要ないので、手軽に始められる。
 

株ちゃんの明日読み
波乱含みの展開か

波乱含みの展開か

  Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 33585円58銭(▲1023円42銭=2.96%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2466.91(▲72.49=2.85%) -------------------------------------------- 【グロース250】 631.40(△17.76=2.89%) -----------...

相場概況(大引け)
大幅反落 1023円安 米中対立の激化懸念で
東京株式(大引け)=大幅反落 1023円安 米中対立の激化懸念で

【大引け概況】 11日の日経平均株価は大幅に反落し、終値は前日比1023円42銭安の3万3585円58銭だった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:09 容量:14.33M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら    前日の米株式市場では、NYダウが1014ドル安と急反落し、ナスダック指数も大幅下落した。米相互関税による米中摩擦の激化が懸念され、米株式市場は再び大きく売られた。 これを受け、東京株式市場では日経平均株価が大幅...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、米株安につれて
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、米株安につれて

  東証スタンダード市場は東京株式市場では米株安につれて東証プライム市場の大型株を中心に大幅下落。スタンダードTOP20は反落。出来高は2億9650万株。値上がり銘柄数797、値下がり銘柄数651と、値上がりが優勢だった。   個別では、ホームポジション、ウッドフレンズがストップ高。ジェイホールディングス、インスペックは一時ストップ高と値を飛ばした。インターライフホールディングス、インタースペース、平安レイサービス、セリア、やまみなど25銘柄は年初来高値を更新。ウィルソン・ラーニング ワールドワイド、アサカ理研、イメージ ワン、サイバーステップ、ホクリヨウ...

東証グロース(大引け)
値上がり優勢、米中貿易摩擦の激化懸念
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、米中貿易摩擦の激化懸念

  東証グロース市場は米株安の影響で下落して始まったものの、関税の影響を受けにくいことや、主力株の一角に買いが集まったことで引けにかけて上昇に転じた。 ワタミ子会社との人手不足解消に向けた業務提携が好感され、タイミーが大幅続伸。月次売り上げが好調だったトライアルHDが大きく買われ、サンバイオも上昇した。一方、業績を下方修正したNPCが大幅反落。SynsやGNIなども売られた。 東証グロース市場は関税や為替の円高による悪影響を受けにくいことから後場にかけて買いが優勢となり、値上がり銘柄は74%に達した。   市場関係者からは「小売業の決算発表が堅調で...

相場展望(寄り付き前)
弱含みの展開か
【オープニングコメント】
弱含みの展開か

    11日の東京株式市場はは、反落後も弱含みの展開か。 日経平均株価の予想レンジは、3万3300円-3万3800円を想定。(10日終値3万4609円00銭) 米国株は下落。ダウ平均は1014ドル安の39593ドルと4桁の下落となった。 連日で荒い値動きとなっているが、現地10日の米国株安を受けて、売り先行スタートとなろう。週末要因もあり、手控えムードが広がることも想定される。   為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(10日は146円26-28銭)と...

NY株/欧州株概況
ダウ1014ドル安、関税を巡る先行き不透明感が重し
【市況】ダウ1014ドル安、関税を巡る先行き不透明感が重し

10日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比1014ドル79セント安の3万9593ドル66セントで終えた。   前日はトランプ米大統領が相互関税の一部を90日間停止すると表明したことが好感され、ダウ平均は史上最大の上昇幅となる2962ドル高で引けていた。ただ、中国に対する追加関税率は145%まで引き上げられ、中国も報復措置をエスカレートしており、この日は「市場が冷静になった」(日系証券)とみられる。  米下院で、トランプ氏の看板政策である大規模減税に関する法案の概要が承認されたことを受け、ダウ平均は取引終盤にかけて下げ幅を縮めた...

毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【り行】

【り行】
 
■リート(REIT)【りーと】
不動産のバスケットの一種。
不動産は一物一価が特色だが、リートにすることで銀座や丸の内などという立地は見えにくくなる。
またどんな人が住んでいるマンションなのか、日当たりや騒音はどうなのかなども無視されがち。不動産を紙にしてしまうと錬金術の一種。
この錬金術を知ったことで不動産業界が生き延びた面もある。
 
 
 
■リート(REIT) その2【リート】
不動産を運用対象とする不動産運用商品。
株式と比較すると相対的に高い配当利回りが期待できる。
ただ配当原資である賃貸収入や不動産売却益は、不動産市況・経済環境などに大きく
影響される
悪い言い方をすれば物件売買に悩んだ不動産業界にとっての錬金術。
株式投資でも企業訪問する投資家さんは少ない。
リートに組み入れられている物件を視察する投資家さんも滅多にいない。
家を買うときは何度も見るはずだが・・・。
 
 
 
■利益確定の売り【りえきかくていのうり】
マーケットが下落した要因を説明する市場関係者の常套句。
実は「下げた理由がわかりません」という内容を含んだ言葉。
市場関係者が引用する頻度で利益確定売りがあるならば、年金運用で年間10兆円もの損失が出るわけはない。
利益確定の買いという言葉には滅多に遭遇しない。
 
 
 
■リスク【りすく】
本来は「変動」と云う意味だが、株式市場では下落を想定した言葉として使用される。
かつて一斉を風靡したIT企業の社長の「想定外」というのが適当な翻訳語になろうか。
金融ビッグバンとともにこの言葉が一人歩きをし始めてからほぼ十数年。
フィナンシャルプランナーなどが「リスクとリターンが重要」などともっともらしく語ることは多くなってきた。
そして投資の常識のようになってきている。
ただ、実際はこのリスクとリターンの関係が数学のように明快な解答を持つものではない。
株にしても為替にしても、あるいは原油や金などの商品にしても、確かに「リスクを恐れては儲けることはできない」もの。
でも、そのリスクとは決して「危険」ということではなく、「変動率が高い」ということ。
1年で8%の利益を得る予定が、元本ゼロになってしまうのはリスクだが、20%の利益となってしまうのも本来はリスク。
 
 
 
■リスクオン【りすくおん】
投資市場においてリスク許容度を上げることというのが一般的解釈だが意味不明。
価格変動の可能性をより多くするということでもある。
利回り等の明確な債券などから株・為替・商品などの資産ウェイトを高めること。
簡単に言えば変動性の高い資産のウェイトを高めること。
株式市場ではなくFX市場から生まれた言葉と考えられる。
「リスクオン」とか「リスクオフ」と言われると何となく納得させられてしまう変な言葉。
業界もマスコミも横文字を使って煙に巻く傾向があるから気をつけた方が良い。
横文字や難解用語が登場したときは自分の言葉に直して考えることが肝要。
 
 
 
■リスク回避【りすくかいひ】
本来の意味からいくと「変動」を懸念し、投資意欲が衰退している状況。
しかし、この国の市場では「リスク=下落」という概念にすり替わっていて「下落懸念」という意味になる。
結論は「何もしないこと」あるいは「売り姿勢」の意味。
従って上昇を回避するリスク回避と云う言葉は聞かれない。
 
 
 
■理論価格(りろんかかく)
 
先物・オプション取引において、金利や満期日までの残存日数などを考慮して計算される先物・オプションの予想価格。オプションでは、一般的にブラック・ショールズ・モデルを用いて理論価格を求める。
 

東証プライム(大引け)
急反発、相互関税停止で 2894円高は歴代2位
東証プライム市場(大引け)=急反発、相互関税停止で 2894円高は歴代2位

【大引け概況】 10日の日経平均株価は大幅に反発し、終値は前日比2894円97銭高の3万4609円00銭だった。     本日のマーケット動画 上書き用文字 過去のマーケット動画はこちら   3万4000円台をつけたのは3日以来。上昇幅は2024年8月6 3万4000円台をつけたのは3日以来。上昇幅は2024年8月6日(3217円04銭)に次ぐ歴代2位の大きさだった。   前日までのリスクオフ相場の反動で半導体関連や自動車などの輸出株のほ...

相場概況(大引け)
ベース記事 タイトル
東京株式(大引け)=ベース記事 タイトル

【大引け概況】 10日の日経平均株価は大幅に反発し、終値は前日比2894円97銭高の3万4609円00銭だった。 本日のマーケット動画 時間:00:01:06 容量:13.67M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら