兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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NY株/欧州株概況
20ドル高と小幅続伸、米中貿易摩擦の警戒和らぐ
【市況】20ドル高と小幅続伸、米中貿易摩擦の警戒和らぐ

25日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比20ドル10セント高の4万0113ドル50セントで終えた。   ダウは直近3営業日で1900ドル超上げたため、取引開始後は利益確定の売りが先行。米ミシガン大が発表した4月の消費者調査では、1年先の期待インフレ率が6.5%と1981年以来の高水準を付けた。高関税政策による物価高再燃リスクが嫌気され、ダウの下げ幅が拡大した。 一方、中国政府が米国製の一部半導体について報復関税の対象から除外したなどとする報道を手掛かりに買い安心感も広がり、ダウはプラス圏に切り返した。半導体大手エヌビディアは4.3%高...

毎日コラム
自分に関係のあった企業・業界の見直しを

役員・部長・次長・課長。
営業、開発、企画、財務などそれぞれの畑があります。
今、50代・60代となった方々には、それなりの人生経験があると思う。

40年近くの時間を使って接してきた業界が、それぞれにあるはずです。
株式投資の世界で、この経験を生かすことは大切です。

アナリストとかストラテジスト、あるいはファンドマネージャーなど横文字の肩書を持つ証券業界の人問よりも、自分が経験してきた業界や企業に対する眼力は間違いなくあるでしょう。

機械メーカーにいたなら、世界の機械業界の産業地図はご存じのはず。
自動車業界関係だったら、どんな車種に人気があって将来性はどうなのかにもお詳しいでしょう。
不動産関係なら、市況動向はお手の物でしょう。
それこそがシニアの財産なのです。
 

知識や経験は、リタイアとともに失われるわけではありません。
そして、各業界の人間の動きも耳に入ってくるはず。
「アイツはあんなところでこんなことをしているのか」
「あいつがやっていれば大丈夫だろう」
「アイツがヘッドならこのプロジェクトは失敗するかもしれない」。

市場関係者にはこんな読みは絶対にできません。
だからこそ、自分の知っている世界で「コレは!」というイチオシ銘柄を探せるはずです。

株式相場格言に「見たこともないものに手を出すな」というのがあります。
逆に言えば「自分の知っている世界に投資する」ということ。

長い間、見聞きしてきた世界で読み間違いは少ないでしょう。
自分の人生をかけて携わってきた世界。
若いころには、間違いなく期待と希望にあふれて見えた世界のはずです。
もう一度、人生ではなく株式投資の世界で、夢の花を咲かせるのも悪くないでしょう。

【株式名言】
他人を頼るべからず、自力を頼むべし


株ちゃんの明日読み
前半は堅調で、後半は上値が重いか

前半は堅調で、後半は上値が重いか

■本日のポイント    1.日経平均は666円高と3日続伸、一時3万5800円台まで上昇  2.前日のNYダウは486ドル高、トランプ政権が対中姿勢緩和との観測  3.中国が「報復関税から一部の米製品適用除外を検討」の報道も好感  4.為替の円安を好感し、ディスコやアドテストなどハイテク株が高い  5.ディーエヌエやサンリオ、OLC、SOMPOなどが値を下げる   今週は、大幅高となった。 週前半は円高に対する警戒が強く、日経平均は21日、22日と下落。しかし、米中関係改善期待を高めるニュースが相次いだことや、トランプ大統領のFRB批判が...

相場概況(大引け)
666円高と3日続伸、米中貿易摩擦の緩和期待
東京株式(大引け)=666円高と3日続伸、米中貿易摩擦の緩和期待

【大引け概況】 25日の日経平均株価は3日続伸し、前日比666円59銭高の3万5705円74銭で終えた。   本日のマーケット動画 時間:00:01:35 容量:19.75M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   前日の米株式市場では、NYダウが486ドル高と3日続伸しナスダック指数も大幅上昇した。トランプ米政権が貿易政策で対中姿勢を緩和したとの観測が強まった。米株高を受けた日経平均株価も値を上げてスタートした。 注目された24日の日...

東証グロース(大引け)
米中姿勢軟化で心理上向く
【市況】東証グロース(大引け)=米中姿勢軟化で心理上向く

東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比8.63ポイント(1.31%)高の667.84だった。 米国株高などを背景に堅調な週末相場となった。外国為替市場での円安・ドル高を背景に日経平均株価が上昇するなか、個人投資家の心理が上向き新興市場にも買いが向かった。 材料が出た銘柄は引き続きにぎわっており、個人の物色意欲は衰えていない。ただ、グロースの売買代金はようやく直近1カ月の平均水準に戻した程度で、この日も4割近い銘柄がマイナスで終わった。「個人の資金は限られ、上がれば売って別の銘柄に充てるため、市場全体を押し上げるような動きにはなりにくい」という。 グロース市場ではアストロ...

相場概況(前引け)
大幅高で3日続伸、米国株高などを材料視
東京株式(前引け)=大幅高で3日続伸、米国株高などを材料視

  25日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比488円24銭高の3万5527円39銭だった。   前日の米株式市場では、米中貿易摩擦の緩和に対する期待が膨らみNYダウが486ドル高と3日続伸、ナスダック指数も大幅高だった。これを受け、東京市場もハイテク株中心に買いが流入し値を上げる展開となった。日経平均株価の上昇幅は一時600円を超えた。加藤勝信財務相とベッセント米財務長官による日米財務相会談では、為替に対する具体的な言及がなく、一時1ドル=143円台に円安が進行したことも好感された。いずれも日本企業には好材料との受け止めから輸出株は上昇が目立った。 ...

東証スタンダード(前場)
値上がり優勢、米中貿易摩擦緩和への期待
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、米中貿易摩擦緩和への期待

  東証スタンダード市場は米中貿易摩擦緩和への期待などで米国株式が買われた流れを引き継いだ。一時上げ幅を600円超まで拡大。半導体関連株などの上昇が指数をけん引した。 スタンダードTOP20は反発。出来高2億3982万株。 値上がり銘柄数878、値下がり銘柄数468と、値上がりが優勢だった。    個別ではビューティカダンホールディングスがストップ高。アズパートナーズ、松井建設、ブルボン、岩塚製菓、サンセイランディックなど29銘柄は年初来高値を更新。BSNメディアホールディングス、日本電子材料、三栄コーポレーション、AIメカテック、エキサ...

東証グロース(前場)
値上がり優勢、投資家心理が上向く
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が上向く

  東証グロース市場は米中貿易摩擦が緩和するとの期待から前日の米株式市場でダウ工業株30種平均など主要3指数がそろって上昇。投資家心理が上向き、国内の新興市場にも資金が流入した。 グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比9.08ポイント(1.38%)高の668.29だった。 グロース市場ではQPS研究所やカバー、アイスペースが上昇した。一方、トライアルやタイミー、セルシードは下落した。 値上がり銘柄数391、値下がり銘柄数167と、値上がりが優勢だった。   札証アンビシャス市場に新規上場したエレコミは、10...

相場概況(寄り付き後)
続伸スタート、米株高受け
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高受け

【寄り付き概況】 25日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比348円52銭高の3万5387円67銭。   前日の米株式市場は、NYダウは486ドル高と3日続伸。米中貿易摩擦の緩和に対する期待が膨らみ買いが優勢となった。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=142円90銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。   ナスダック総合株価指数が2.74%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5.62%高で終えた。取引終了後に...

相場展望(寄り付き前)
堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か

  25日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。 日経平均株価の予想レンジは、3万5000円-3万5800円を想定。(24日終値3万5039円15銭) 米国株は上昇。ダウ平均は486ドル高の40093ドルで取引を終えた。 現地24日の米国株高を受けて、朝方から買い優勢スタートが見込まれる。   為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の半ば(24日は142円57-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同162円24-28銭)と小動き。訪米中の加藤勝信財務相は現地24日、ベッセント米財務...