相場概況(前引け)

東京株式(前引け)=29円安小幅続落、日米交渉の不透明感重荷

3日午前の日経平均株価は小幅に続落し、午前終値は前日比29円85銭安の3万9732円63銭だった。 きょう前場は様子見ムードの強い地合いで、日経平均は前日終値をはさんだ狭いゾーンでのもみ合いとなった。鉄鋼セクターが高いほか、半導体関連の主力株が買いを集め全体指数の上昇に貢献しているが、業種別にみると33業種中22業種が下げるなど、リスク選好の地合いとは言えない状況。 トランプ関税の成り行きを見極めたいとの思惑や、日本時間今晩の6月の米雇用統計発表を控え、積極的に上値を買い進む動きはみられない。結局、日経平均は小幅マイナス圏で前場の取引を終えてい...
東証スタンダード(前場)

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【市況】東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、関税引き上げ懸念
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東証スタンダード市場は米国による関税引き上げ懸念から、東京株式市場では買いが入りにくかった。ただ、米ハイテク株高を受けて、半導体関連株の一角は上昇し相場を下支えした。 スタンダードTOP20は続落。出来高は3億0409万株。 値上がり銘柄数583、値下がり銘柄数703と、値下がりが優勢だった。 個別ではAbalance、ニューテックがストップ高。富士ピー・エス、ヒップ、スタジオアリス、アスモ、アヲハタなど38銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、赤阪鐵工所、光ビジネスフォーム、シーラホールディングス、ユニ...
東証グロース(前場)

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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、新興株の割高感が意識され
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東証グロース市場は国内金利が上昇するなか、高PER(株価収益率)銘柄が多い新興株の割高感が意識された。指数は朝方は高く始まったものの、次第に売りが優勢となった。 東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.36ポイント(0.33%)安の711.65だった。グロース250、グロースCoreはともに小幅安。 グロース市場ではMTGやSyns、カバーが下落した。一方、トライアルやGENDA、エレメンツは上昇した。 値上がり銘柄数250、値下がり銘柄数292と、値下がりが優勢だった。 個別ではいつもがストップ高。トランス...
相場概況(寄り付き後)

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【市況】東京株式(寄り付き)=小反発スタート、米ハイテク株高が支え
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【寄り付き概況】 3日の日経平均株価は小幅に反発して始まった。始値は前日比34円27銭高の3万9796円75銭。 前日の欧州株市場は高安まちまちながら独DAXや仏CAC40は揃って上昇、米国株市場ではNYダウは上昇一服となったものの、ハイテク株を中心に物色意欲は衰えずナスダック総合株価指数は反発し最高値を更新した。 また、S&P500指数も最高値を更新しており、これは東京株式市場にとっても追い風として意識される。一方、米関税政策への警戒感は強く、7月9日の交渉期限を控え買い手控えムードも...
カタリストコメント

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「息吹」 |
「息吹」 「ADP全米雇用報告で民間雇用者数は3万3000人減」 水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。 米国がベトナムと関税交渉で合意。 貿易戦争長期化への懸念が後退した。 S&P500とナスダック総合は反発し過去最高値を更新。 ナスダックではエヌビディアやアップル、テスラが上昇。 6月30日に付けた最高値を更新した。 NYダウは小反落。 テスラが5%上昇。 医療保険のセンティーンが40%急落して8年ぶりの安値水準。 6月のADP全米雇用報告で民間雇用者数は3万3000人減。 市場予想は9万5000人増で予想...
相場展望(寄り付き前)

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【オープニングコメント】 もみ合い展開か |
3日の東京株式市場は、もみ合い展開となりそう。 日経平均株価の予想レンジは、3万9500円-4万円を想定。(2日終値3万9762円48銭) 米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は10ドル安の44484ドルで取引を終えた。 きのう2日の日経平均株価は、一時下げ幅を大きく縮小する場面がみられたものの、戻り待ちの売りに押される格好となった。下値では自律反発狙いの買いが入ることが期待されるものの、日米貿易交渉の先行き不透明感があるなか積極的には買い進みにくく、上値は重そう。 ...
NY株/欧州株概況

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【市況】ダウ反落 労働市場の減速が重荷 |
2日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小幅に反落し、前日比10ドル52セント(0.02%)安の4万4484ドル42セントで終えた。朝発表の雇用関連指標が米労働市場の減速を示し、米経済の先行き不透明感が重荷となった。一方、関税交渉を巡って米政権がベトナムと合意に達したと発表し、関税に関する市場の懸念が後退した。 米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の金融政策の手掛かりを得るため、6月の雇用統計の発表を待っている。米民間雇用サービス会社ADPが2日朝公表した6月の全米雇用報告では、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は...
株ちゃんの明日読み

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あすは様子見姿勢が強まるか |
Market Data -------------------------------------------- 【日経平均】 39762円48銭(▲223円85銭=0.56%) -------------------------------------------- 【TOPIX】 2826.04(▲6.03=0.21%) -------------------------------------------- 【グロース250】 714.01(▲19.64=2.68%) ----------...
相場概況(大引け)

東京株式(大引け)=続落 利益確定売り 一時500円安も下げ幅縮小

【大引け概況】 2日の日経平均株価は続落し、終値は前日比223円85銭安の3万9762円48銭だった。足元で上昇が目立っていた半導体関連株やゲーム株に利益確定目的の売りが出た。 本日のマーケット動画 時間:00:01:17 容量:15.40M ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら きょうの東京株式市場はリスク回避ムードのなか利食いを急ぐ動きが強まった。トランプ米大統領が日本に対して関税交渉の合意に懐疑的な見方を示し、関税の更なる引き上げを示...
東証スタンダード(大引け)

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【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値下がり優勢、手じまいの動き
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東証スタンダード市場はプライム市場の大型株にピークアウト感が出る中、個人投資家からも手じまいの動きが続き、株価を押し下げた。 スタンダードTOP20はほぼ横ばい。出来高7億2147万株。値上がり銘柄数605、値下がり銘柄数792と、値下がりが優勢だった。 個別ではソケッツ、協立情報通信、エコミックが一時ストップ高と値を飛ばした。松井建設、富士ピー・エス、テクノ菱和、幼児活動研究会、平安レイサービスなど47銘柄は年初来高値を更新。香陵住販、京極運輸商事、ETSグループ、戸田工業、fonfunは値上がり率上位に買われた。 &n...
東証グロース(大引け)

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【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、相場の先行きに対する警戒感
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東証グロース市場はトランプ米大統領が日本に対して高い関税率を課す可能性に言及したことから相場の先行きに対する警戒感が広がり、新興株も下落した。 市場では「これまで上昇してきた株ほど利益確定売りの動きが目立った」との声が聞かれた。 東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比19.64ポイント(2.68%)安の714.01だった。5月23日以来約1カ月半ぶりの安値。グロースCoreはともに続落。 グロース市場ではゼンムテックやサンバイオが下落した。一方、インフォメテやSynsは上昇した。 値上がり銘柄数114、値下がり銘柄数466と...