「消える職業」「なくなる仕事」あなたは大丈夫?
「消える職業」「なくなる仕事」あなたは大丈夫?
あなたは今、働いている会社の将来を考えたことがありますか?
また、働いている会社が未来永劫続くと思っていますか?
将来有望だと思われていた新進気鋭の会社であっても、あっという間に業績が悪化し経営が立ち行かなくなるということもあります。
中小企業に目を向けても、経営者の高齢化で廃業が増加しています。
日本の現在の上場企業は、企業の再編と統廃合が進む結果、20年後には3分の1が姿を消していると言われています。
仕事が少なく、たとえ就職できても低賃金だったり、長時間労働を強いられたりする。日本では、「ブラック企業」などという言葉まで生まれました。
経済不安を抱えているのは日本だけではなく、他の先進国も同じです。
■なぜ、仕事がなくなるのか。
ありがたく思える『技術の発展』だが、ありがたい話ばかりではないのです。私たちの経済不安の根源は、まさにここにあるのです。
私たちは、仕事を減らすために仕事をしてきたと言えるでしょう。
「手作業だった仕事を自動」に「人がしていた計算をコンピューターに」と。
効率化を図るため、日々技術の発展に努め、商品・サービスを開発してきました。
そのお陰もあって、私たちの生活や仕事は、便利で快適なものとなった。もう昔の生活には戻れない。それほどの恩恵を受けているのです。
「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。
■2035年には10兆円市場に
政府の「ロボット新戦略」(2015年1月23日)では、ロボットの市場規模を現在の6,000億円から2020年には2兆4,000億円へと成長させることを目標としている。内訳をみると、製造業で1兆2,000億円、非製造業で1兆2,000億円とすることとしている。2035年には10兆円程にまで達するといわれています。
■10年後、20年後 今の仕事はどうなるか?
この言葉をご存知でしょうか?
「子供たちが大人になる頃、その65%はまだ存在していない職業に就く」
この言葉は米国のデューク大学研究者であるキャシー・デビッドソンが2011年にニューヨークタイムズに対して語った言葉です。
16年後の2027年には、新たな職業に「65%が従事し、35%は今までの職業(フリーターも含めて(笑))に従事することになる」と言っています。
米国を対象にしており、日本社会に当てはまるかどうか定かではありませんし、65%という率も確実かどうか分かりません。
ただ、グローバル化が急激に進んでいる昨今、15年後に日本においても半数の職種が消えていても(変貌していても)驚きはしないかもしれません。
また、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が、2013年にこんな論文を発表し、話題になりました。大学の研究である「雇用の将来」(2013年9月)によると、今後20年のIT化の影響で、米国における702ある職業のうち、およそ半分が失われる可能性があるとしている。言うなれば、これから「消える職業」「なくなる仕事」を示したに等しく、これが産業界に衝撃を与えているのです。
子供の頃に憧れたSFの世界が現実化する日が近づくようでワクワクする面もあるが、オズボーン氏が指摘するように、それは同時にロボットが人間の仕事を奪う皮肉な結果をもたらすのでしょうか?
これらの予想がどこまで正しいかはわかりませんが、コンピュータ化・ロボット化・グローバル化の進行を食い止めることができない世の中において、我々にとって完全に無関係だとは断言できないのも事実でしょう。
【参考】
主な「消える職業」「なくなる仕事」
コンピューターに代替されにくい仕事
オズボーンの論文「雇用の未来」より
私たちがしている今の仕事は、いつかは人ではなく機械がすることになるでしょう。
また、働いている会社が未来永劫続くと思っていますか?
将来有望だと思われていた新進気鋭の会社であっても、あっという間に業績が悪化し経営が立ち行かなくなるということもあります。
中小企業に目を向けても、経営者の高齢化で廃業が増加しています。
日本の現在の上場企業は、企業の再編と統廃合が進む結果、20年後には3分の1が姿を消していると言われています。
仕事が少なく、たとえ就職できても低賃金だったり、長時間労働を強いられたりする。日本では、「ブラック企業」などという言葉まで生まれました。
経済不安を抱えているのは日本だけではなく、他の先進国も同じです。
■なぜ、仕事がなくなるのか。
ありがたく思える『技術の発展』だが、ありがたい話ばかりではないのです。私たちの経済不安の根源は、まさにここにあるのです。
私たちは、仕事を減らすために仕事をしてきたと言えるでしょう。
「手作業だった仕事を自動」に「人がしていた計算をコンピューターに」と。
効率化を図るため、日々技術の発展に努め、商品・サービスを開発してきました。
そのお陰もあって、私たちの生活や仕事は、便利で快適なものとなった。もう昔の生活には戻れない。それほどの恩恵を受けているのです。
「コンピューターの技術革新がすさまじい勢いで進む中で、これまで人間にしかできないと思われていた仕事がロボットなどの機械に代わられようとしています。
■2035年には10兆円市場に
政府の「ロボット新戦略」(2015年1月23日)では、ロボットの市場規模を現在の6,000億円から2020年には2兆4,000億円へと成長させることを目標としている。内訳をみると、製造業で1兆2,000億円、非製造業で1兆2,000億円とすることとしている。2035年には10兆円程にまで達するといわれています。
■10年後、20年後 今の仕事はどうなるか?
この言葉をご存知でしょうか?
「子供たちが大人になる頃、その65%はまだ存在していない職業に就く」
この言葉は米国のデューク大学研究者であるキャシー・デビッドソンが2011年にニューヨークタイムズに対して語った言葉です。
16年後の2027年には、新たな職業に「65%が従事し、35%は今までの職業(フリーターも含めて(笑))に従事することになる」と言っています。
米国を対象にしており、日本社会に当てはまるかどうか定かではありませんし、65%という率も確実かどうか分かりません。
ただ、グローバル化が急激に進んでいる昨今、15年後に日本においても半数の職種が消えていても(変貌していても)驚きはしないかもしれません。
また、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が、2013年にこんな論文を発表し、話題になりました。大学の研究である「雇用の将来」(2013年9月)によると、今後20年のIT化の影響で、米国における702ある職業のうち、およそ半分が失われる可能性があるとしている。言うなれば、これから「消える職業」「なくなる仕事」を示したに等しく、これが産業界に衝撃を与えているのです。
子供の頃に憧れたSFの世界が現実化する日が近づくようでワクワクする面もあるが、オズボーン氏が指摘するように、それは同時にロボットが人間の仕事を奪う皮肉な結果をもたらすのでしょうか?
これらの予想がどこまで正しいかはわかりませんが、コンピュータ化・ロボット化・グローバル化の進行を食い止めることができない世の中において、我々にとって完全に無関係だとは断言できないのも事実でしょう。
【参考】
主な「消える職業」「なくなる仕事」
銀行の融資担当者 | 税務申告書代行者 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
スポーツの審判 | 図書館員の補助員
不動産ブローカー | データ入力作業員 | レストランの案内係 | 彫刻師 | 保険の審査担当者 | 苦情の処理・調査担当者 | 動物のブリーダー | 薄記、会計、監査の事務員 | 電話オペレーター | 検査、分類、見本採集、測定を行う作業員 | 給与・福利厚生担当者 | 映写技師 | レジ係 | カメラ、撮影機材の修理工 | 娯楽施設の案内係、チケットもぎり係 | 金融機関のクレジットアナリスト | カジノのディーラー | メガネ、コンタクトレンズの技術者 | ネイリスト | 殺虫剤の混合、散布の技術者 | クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員 | 義歯制作技術者 | 集金人 | 測量技術者、地図作成技術者 | パラリーガル、弁護士助手 | 造園・用地管理の作業員 | ホテルの受付係 | 建設機器のオペレーター | 電話販売員 | 訪問販売員、路上新聞売り、露店商人 | 仕立屋(手縫い) | 塗装工、壁紙張り職人 | 時計修理工 | | |
コンピューターに代替されにくい仕事
レクリエーションセラピスト | 栄養士 |
最前線のメカニック、修理工 | 施設管理者 |
緊急事態の管理監督者 | 振り付け師 |
メンタルヘルスと薬物利用者サポート | セールスエンジニア(技術営業) |
聴覚医療従事者 | 内科医と外科医 |
作業療法士 | 指導(教育)コーディネーター |
義肢装具士 | 心理学者 |
ヘルスケアソーシャルワーカー | 警察と探偵 |
口腔外科 | 歯科医師 |
消防監督者 | 小学校教員 |
私たちがしている今の仕事は、いつかは人ではなく機械がすることになるでしょう。
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