兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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相場概況(大引け)
140円高、米中協議の進展期待で株価指数先物に買い
東京株式(大引け)=140円高、米中協議の進展期待で株価指数先物に買い

【大引け概況】 12日の日経平均株価は3日続伸した。終値は前週末比140円93銭高の3万7644円26銭で、3月27日以来の高値となった。   本日のマーケット動画 時間:00:01:30 容量:14.60M   ▼音声 VOICEVOX Nemo 過去のマーケット動画はこちら   米中の関税協議の進展に期待して株価指数先物に買いが入った。協議の詳細公表を12日に控え、上値追いの勢いは限られた。   きょうはリスク選好の地合いとなり、前場は日経平均が上値の重...

東証スタンダード(大引け)
値上がり優勢、投資家心理改善
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、投資家心理改善

  東証スタンダード市場は関税などを巡る米国と中国の交渉が進展したとされたことで投資家心理が上向き、株価を下支えした。ただ、過熱感などから売りも出やすく、上げ幅は限られた。 スタンダードTOP20は反落。出来高4億1798万株。 値上がり銘柄数901、値下がり銘柄数521と、値上がりが優勢だった。   個別ではベネフィットジャパン、サクサ、ニッピ、エンチョー、ビート・ホールディングス・リミテッドがストップ高。ラピーヌは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、松井建設、植木組、カドス・コーポレーション、岩塚製菓など84銘柄は年初来高値を更新。夢みつけ...

東証グロース(大引け)
値上がり優勢、投資家心理改善
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、投資家心理改善

  東証グロース市場は個人の買いが新興企業株などの小型株を支えた。 先週末に発表されたプライム銘柄の決算では、業績見通しが芳しくない企業も多く、「大型株は戻りにも限界があったため、新興市場でポジションをとる個人もいた」との指摘があった。もっとも、買いは値動きの良い特定銘柄に集中しており、グロース銘柄の4割は値下がりして終わった。 グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比4.60ポイント(0.67%)高の688.86だった。年初来高値を付けた2月12日以来、3カ月ぶりの水準に上げた。 グロース市場ではアイスペース、トライアルが...

相場概況(前引け)
小幅続伸 米中融和期待、戻り売りが重荷
東京株式(前引け)=小幅続伸 米中融和期待、戻り売りが重荷

  12日午前の日経平均株価は小幅に続伸し、午前終値は前週末比16円47銭高の3万7519円80銭だった。   朝方買い優勢で日経平均は200円程度上昇してスタートしたが、その後は漸次上げ幅を縮小する動きとなった。前引けはわずかに高く引けたものの前場取引における安値引けとなっている。 半導体関連が買われ全体指数に押し上げ効果をもたらしたが、トランプ米大統領が自身のSNSで米国での薬価を大きく引き下げる大統領令に署名することを明らかにしたことを受け、医薬品セクターが売り込まれ、市場センチメントを悪化させた。値上がり銘柄数は全体の53%を占めるにとどまり、...

東証スタンダード(前場)
値上がり優勢、米中協議に一定の進展
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、米中協議に一定の進展

  東証スタンダード市場は関税などを巡る米中協議に一定の進展があったとされ、投資家心理が上向いた。ただ、利益確定売りも出やすかったほか、トランプ米大統領による薬価引き下げ姿勢を受けて指数の重しになった。 スタンダードTOP20は下落。出来高2億2075万株。 値上がり銘柄数828、値下がり銘柄数509と、値上がりが優勢だった。   個別では、ラピーヌが一時ストップ高と値を飛ばした。松井建設、岩塚製菓、ティア、夢みつけ隊、木徳神糧など63銘柄は年初来高値を更新。Genki Global Dining Concepts、木村化工機、SMN、ULSグルー...

東証グロース(前場)
値上がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、利益確定売り

  東証グロース市場は米中貿易摩擦の激化が和らぐとの期待を背景に買いが先行したが、2月の年初来高値に接近するなかで次第に利益確定売りに押される展開となった。 東証グロース市場250指数は小幅反落した。前引けは前週末比0.34ポイント(0.05%)安の683.92だった。 グロース市場ではサンバイオ、GENDAが下落した。一方、アイスペース、QPS研究所が上昇した。 値上がり銘柄数308、値下がり銘柄数243と、値上がりが優勢だった。    個別ではカウリス、テックファームホールディングス、Uniposがストップ高。フォースタートアップ...

Eimei みちしるべ
みちしるべ 25年05月12日号


相場概況(寄り付き後)
続伸スタート、米中の対立緩和に期待
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米中の対立緩和に期待

【寄り付き概況】   12日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前週末比193円95銭高の3万7697円28銭。   前週末の欧州株式市場は主要国の株価が総じて上昇、独DAX、仏CAC40はいずれも続伸しDAXは約2カ月ぶりに史上最高値を更新している。米国と中国や欧州との関税を巡る協議が進展することへの期待が根強い買いにつながっている。ただ、米国株市場ではNYダウがここ短期急騰の反動で前週末は利食い優勢となった。一方、10日からスイスで行われた米中協議は、ベッセント財務長官が中国との協議に大きな進展があったことを明らかにしており、12日に...

カタリストコメント
03_katakome41.jpg 「小動き」
「小動き」

「からんだ糸を解きほぐせば」 「小動き」 週末のNY株式市場で主要3指数は小動き。 週末にスイスで開かれる米中貿易協議を控え動けなかった格好。 トランプ大統領は「中国に80%の関税をかけるのは正しいようだ」などと発言。 週間では、S&P500は0.47%下落。 ナスダック総合は0.27%下落。 ダウ工業株30種は0.16%下落。 7月FOMCでの利下げ確率は60%。 前日の約70%から低下した。 年内の利下げ幅予想は計約0.68%。 前日の0.82%から低下。 10年国債利回りは4.382%。 5年国債利回りは4.0...

コラム
英明コラム 5月第2週 マーケットストラテジーメモ
「英明コラム 5月第2週 マーケットストラテジーメモ」

《マーケットストラテジーメモ一覧へ》 《マーケットストラテジーメモ》5月第2週 7 日(水): 週末のNY株式市場で主要3指数は揃って1%超続伸。ナスダック総合指数は4月2日の「解放記念日」以前の水準を回復。週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反落。S&P500は10日ぶりに反落。2004年以来20年ぶりの最長連騰記録に終止符を打った。火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。ロンドンFTSE100は16日続伸。週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って小幅反落。   日経平均株価は51円安の3...

相場展望(寄り付き前)
堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か

  12日の東京株式市場は、続伸後も堅調か。 日経平均株価の予想レンジは、3万7400円-3万7900円を想定。(9日終値3万7503円33銭) 先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇した。ダウ平均は119ドル安の41249ドルで取引を終えた。 現地9日の米国株式はNYダウが下落した一方、ナスダック総合指数が小幅ながら3日続伸するなど、まちまちだった。スイスで行われていた米中貿易協議が終了。ベッセント米財務長官は協議に進展がみられ、現地12日に詳細を明らかにするとしている。貿易を巡る米中対...