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続落スタート、米ハイテク株安と円高を受け
【市況】東京株式(寄り付き)=続落スタート、米ハイテク株安と円高を受け
【寄り付き概況】
 
30日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比61円08銭安の3万3260円14銭。
 
前日の米国株市場ではNYダウが小幅続伸したものの、ナスダック総合株価指数はマイナス圏で引けるなど、主要株価指数が高安まちまちの展開で方向感を欠いた。FRBによる利上げ終了観測が強まる一方、ベージュブックの開示を受けた景気減速に対する警戒感が上値を押さえている。
 
これを受けて東京株式市場でも強弱観対立のなか日経平均は狭いゾーンでのもみ合いが続いている。3万3000円台前半は押し目買いニーズが強い一方、足もとで上値を積極的に買い進む動きもみられない。
日本株は高値圏での推移が続いており、きょうの東京株式市場でも利益確定売りが出やすくなっている。
 
東証株価指数(TOPIX)は続落。
 
個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)、KDDIが下げている。一方、アドテストや中外薬、TDKは買われている。