兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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堅調も上値の重い展開か
【オープニングコメント】
堅調も上値の重い展開か


6日の東京株式市場は、堅調も上値の重い展開か。

日経平均株価の予想レンジは、3万8600円-3万9000円を想定(5日終値3万8831円48銭)

米国株は上昇。ダウ平均は317ドル高の44873ドルで取引を終えた。

朝方は、現地5日の米国株式が続伸した動きを受け、買い先行スタートとなりそう。ただ、日経平均株価は連日で戻り待ちの売りに押され、上げ幅を縮小する格好で取引を終えている。

為替市場では、ドル・円が1ドル=152円台の半ば(5日は153円33-35銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の後半(同159円50-54銭)と円高方向に振れていることもあり、停滞商状となる場面も想定される。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比215円高の3万8955円だった。

 

 【好材料銘柄】  

■SBIレオスひふみ <165A>
非開示だった今期経常は11%増で3期ぶり最高益更新へ。また、株主優待制度を導入。毎年3月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、保有株数5000株未満で投資信託「ひふみクロスオーバーpro」2000口、5000株以上で同1万口を贈呈する。優待金額相当額を寄付するAともできる。

■第一建設工業 <1799>
今期経常を43%上方修正・7期ぶり最高益更新へ。

■山田債権回収管理総合事務所 <4351>
今期経常は84%増益へ。

■HOUSEI <5035>
前期経常を66%上方修正。

■日本電気硝子 <5214>
前期経常が上振れ着地・今期は61%増益、15円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の8.67%にあたる700万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月6日から12月23日まで。

■ミガロホールディングス <5535>
10-12月期(3Q)経常は3.6倍増益。

■GMOメディア <6180>
今期経常は19%増で3期連続最高益、前期配当を22円増額・今期は45円増配へ。配当方針を変更し、配当性向を50%以上→65%以上に引き上げる。また、株主優待制度を導入。毎年6月末時点で100株以上を半年以上継続保有する株主を対象に、GMOクリック証券におけるGMOメディアの株式の買付について、1万円を上限に対象期間中に生じた手数料相当額をキャッシュバックする。

■正興電機製作所 <6653>
今期経常は21%増で3期連続最高益、5円増配へ。

■NOK <7240>
今期経常を一転14%増益に上方修正。

■デコルテ・ホールディングス <7372>
10-12月期(1Q)最終は17%増益・通期計画を超過。


【主な経済指標・スケジュール】

6(木)
【国内】
1月都心オフィス空室率(13:00)
30年国債入札
《決算発表》
東エレク、伊藤忠、三菱商、NTTデータG、富士フイルム、ルネサス、スズキ、日本製鉄、LINEヤフー、花王、住友不、協和キリン、JFE、東京メトロ、マクドナルド

【海外】
イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表(21:00)
《欧決算発表》
アストラゼネカ
《米決算発表》
アマゾン、タペストリー、イーライリリー、コノコ・フィリップス、ヤム・ブランズ、ブリストルマイヤーズ、ケロッグ、エクセル・エナジー、スナップオン、フィリップモリスインターナショナル、ハネウェル・インターナショナル


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。