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値下がり優勢、運用リスクを避ける売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、運用リスクを避ける売り

 
東証グロース市場は一日を通して売り優勢。前週末の米ハイテク株安や米大統領選の先行き懸念を背景に投資家心理が悪化しており、22日の日経平均株価が今年初めて4日続落となるなか、運用リスクを避ける目的の売りが新興株にも波及した。
この日は、日米の金融関連イベントを前に、一日を通して「投資家心理が下向いていた」ため、売買代金は伸びず、利益確定売りに押される相場となった。
グロース250、グロースCoreはともに大幅安。東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前週末比18.48ポイント(2.73%)安の657.25だった。
 
グロース市場ではインテグラルやジーエヌアイ、弁護士COMが下落した一方、ノイルやWASHハウが上昇した。
値上がり銘柄数126、値下がり銘柄数433と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではWASHハウス、AIAIグループ、揚羽がストップ高。Chordia Therapeutics、ロゴスホールディングス、富士山マガジンサービス、FFRIセキュリティ、ペイクラウドホールディングスなど10銘柄は年初来高値を更新。ビザスク、和心、トラース・オン・プロダクト、G-FACTORY、ライスカレーが買われた。
 
 一方、セルシードがストップ安。Veritas In Silico、光フードサービス、Lib Work、アストロスケールホールディングス、PRISM BioLabなど15銘柄は年初来安値を更新。ジェイフロンティア、WOLVES HAND、リンクバル、シンバイオ製薬、W TOKYOが売られた。