底堅い展開か
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【オープニングコメント】 底堅い展開か |
28日の東京株式市場は、底堅い展開か。
日経平均株価のの予想レンジは、3万3200円−3万3600円(27日終値3万3447円67銭)
米国株は下落。ダウ平均は56ドル安の35333ドルで取引を終えた。上値は重かった一方で下値も堅く、方向感に欠ける動きが続いた。
日経平均株価は、きのう27日に3日ぶりに下落した反動から、買いが先行するとみられる。ただ、直近では戻り待ちの売りに押される動きが多くみられ、買い手がかり材料にも乏しいことから、停滞商状となりそう。
3万3500円を意識しながら底堅く推移すると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(27日は149円02−03銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の後半(同163円14−18銭)と、円高方向に振れていることから、輸出関連銘柄には重しとなる場面も想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比85円高の3万3525円だった。
【好材料銘柄】
【好材料銘柄】
■双日 <2768>
24〜26年度を対象期間とする中期経営計画を策定。当期利益1200億円超(3年平均)、ROE12%超を目指す。また、調整後DOE4.5%とした累進配当を基本方針とする。
■メディカルネット <3645>
医療機関への受託臨床検査サービスを展開するミルテルの株式を取得し子会社化する。
■CEホールディングス <4320>
中期経営計画を策定。26年9月期に営業利益21億円(23年9月期実績は12.5億円)を目指す。
■CINC <4378>
前期経常を一転黒字に上方修正。
■富士製薬工業 <4554>
上期最終を2.1倍上方修正・3期ぶり最高益、通期も増額。
■ファンペップ <4881>
大阪大学大学院とのペプチド治療ワクチンに関する共同研究の新規テーマとしてアルツハイマー病を対象とする研究を開始。
■西部技研 <6223>
国内外で電気自動車(EV)用リチウムイオン電池製造工場向け低露点対応型デシカント除湿機の大型案件を受注。受注金額は国内分が約5億円、海外分は約20億円。売上計上は24年12月期および25年12月期を予定。
■ナガオカ <6239>
中国子会社がスクリーン・インターナルの大口受注を獲得。受注金額は約8億円、契約納期は24年4月。
■共和電業 <6853>
今期配当を2円増額修正。
■モスフードサービス <8153>
24年3月期第3四半期に投資有価証券売却益7.5億円を特別利益に計上する。
■グローセル <9995>
マクニカホールディングス <3132> 傘下のマクニカがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株645円で27日終値を38.1%上回る水準。24年2月上旬をメドに買い付けを開始する予定。
【主な経済指標・スケジュール】
28(火)
【国内】
40年国債入札
【海外】
米9月住宅価格指数(23:00)
米9月ケース・シラー米住宅価格指数(23:00)
米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(29日0:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
インテュイット、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
【国内】
40年国債入札
【海外】
米9月住宅価格指数(23:00)
米9月ケース・シラー米住宅価格指数(23:00)
米11月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(29日0:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
インテュイット、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。