値下がり優勢、リスク回避姿勢
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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、リスク回避姿勢
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東証グロース市場は日経平均株価の大幅下落で投資家のリスク回避姿勢が強まり、新興市場にも売りが波及した。グロース指数の下落率は3%を超える場面もあった。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比16.71ポイント(2.50%)安の652.18だった。
グロース市場ではトライアル、カバーが下落した。一方、Syns、バイセルが上昇した。
値上がり銘柄数67、値下がり銘柄数514と、値下がりが優勢だった。
31日に東証グロース市場に新規上場したジグザグは10時6分に公開価格(1500円)を上回る2030円で初値を付けた。前引けは2166円だった。
個別ではZenmuTech、BTMがストップ高。LeTech、勤次郎、ベイシス、AViCなど5銘柄は昨年来高値を更新。AeroEdge、ダイナミックマッププラットフォーム、Synspective、HPCシステムズ、技術承継機構が買われた。
一方、カウリス、ラクサス・テクノロジーズ、ツクルバ、フライヤー、ミークなど25銘柄が昨年来安値を更新。ジーネクスト、ブロードマインド、タメニー、FFRIセキュリティ、イーディーピーが売られた。