続伸、NYダウ最高値受け一時4万3000円台回復
東京株式(前引け)=続伸、NYダウ最高値受け一時4万3000円台回復

25日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比289円04銭(0.68%)高の4万2922円33銭だった
前週末の米国株市場でNYダウが約8カ月半ぶりに史上最高値に買われことなどを受け、広範囲に買いが広がった。日経平均は朝方に4万3000円台を回復する場面もあったが、その後は戻り売り圧力も表面化し上げ幅を縮小している。
前週末のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は利下げに前向きともとれる発言で、米株市場では米長期金利の低下を追い風にリスク選好ムードのなか株価に浮揚力が働いた。東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。
リスク選好姿勢を強めた海外短期筋が株価指数先物に買いを先行させ、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなど値がさの半導体関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げた。
外国為替市場ではドル・円相場が前週末と比較して円高水準で推移していることもあって、買い一巡後はやや上値の重さが意識される状況にある。
日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識され、東京外国為替市場では円相場が1ドル=147円台に上昇。日経平均の上値を抑える要因となった。米半導体大手エヌビディアの5〜7月期決算発表を27日に控え、「半導体関連銘柄は上値を積極的に追いにくいとみられ、きょうのところは、最高値更新は見込みづらい」との声があった。
後場の日経平均株価は、引き続き米国の利下げ期待による買い基調が意識されるが、上値の重い展開を想定しておきたい。円高の進行や米国金利動向、為替相場の反転などが上値抑制要因となる可能性もある。需給は朝方中心の買いに偏っており、一巡後のこう着感には警戒が必要だ。
テクニカル面では、ボリンジャーバンド+1σを上抜けたことで上昇余地はあるが、+2σ付近での抵抗も意識されよう。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは10.28ポイント(0.33%)高の3111.15だった。JPXプライム150指数は続伸した。
東証プライム市場の出来高は10億426万株、売買代金は2兆2538億円。騰落銘柄数は値上がりが885銘柄、値下がりは668銘柄、変わらずは66銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属などが上昇。電気・ガス業、空運業、倉庫・運輸関連業などが下落した。
個別ではソフトバンクグループが売買代金トップとなるなか続伸、ディスコ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、ファナックが買われたほか、古河電気工業も物色人気を集めた。ソシオネクストが堅調、リクルートホールディングス、信越化学、ダイキン、ニデック、トレンド、ディスコ、ニトリホールディングス、TDK、豊田通商が上昇。アステリアがストップ高となり、芝浦機械、タツモなどが値を飛ばした。TOTOも高い。
半面、サンリオが利食われ、良品計画も軟調。イオンも売りに押された。宝ホールディングスが大きく水準を切り下げ、テルモの下げも目立った。gumi、北海道電力、コナミグループ、KDDI、バンダイナムコホールディングス、セコム、良品計画、中外薬、ソニーG、野村総合研究所、JT、味の素、アサヒ、セブン&アイ・ホールディングス、武田薬品工業、イオンなどは下落した。

25日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比289円04銭(0.68%)高の4万2922円33銭だった
前週末の米国株市場でNYダウが約8カ月半ぶりに史上最高値に買われことなどを受け、広範囲に買いが広がった。日経平均は朝方に4万3000円台を回復する場面もあったが、その後は戻り売り圧力も表面化し上げ幅を縮小している。
前週末のジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演は利下げに前向きともとれる発言で、米株市場では米長期金利の低下を追い風にリスク選好ムードのなか株価に浮揚力が働いた。東京株式市場でもこの流れを引き継ぐ格好となった。
リスク選好姿勢を強めた海外短期筋が株価指数先物に買いを先行させ、ソフトバンクグループ(SBG)やアドテストなど値がさの半導体関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げた。
外国為替市場ではドル・円相場が前週末と比較して円高水準で推移していることもあって、買い一巡後はやや上値の重さが意識される状況にある。
日米の金融政策の方向性の違いが改めて意識され、東京外国為替市場では円相場が1ドル=147円台に上昇。日経平均の上値を抑える要因となった。米半導体大手エヌビディアの5〜7月期決算発表を27日に控え、「半導体関連銘柄は上値を積極的に追いにくいとみられ、きょうのところは、最高値更新は見込みづらい」との声があった。
後場の日経平均株価は、引き続き米国の利下げ期待による買い基調が意識されるが、上値の重い展開を想定しておきたい。円高の進行や米国金利動向、為替相場の反転などが上値抑制要因となる可能性もある。需給は朝方中心の買いに偏っており、一巡後のこう着感には警戒が必要だ。
テクニカル面では、ボリンジャーバンド+1σを上抜けたことで上昇余地はあるが、+2σ付近での抵抗も意識されよう。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは10.28ポイント(0.33%)高の3111.15だった。JPXプライム150指数は続伸した。
東証プライム市場の出来高は10億426万株、売買代金は2兆2538億円。騰落銘柄数は値上がりが885銘柄、値下がりは668銘柄、変わらずは66銘柄だった。
業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属などが上昇。電気・ガス業、空運業、倉庫・運輸関連業などが下落した。
個別ではソフトバンクグループが売買代金トップとなるなか続伸、ディスコ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、ファナックが買われたほか、古河電気工業も物色人気を集めた。ソシオネクストが堅調、リクルートホールディングス、信越化学、ダイキン、ニデック、トレンド、ディスコ、ニトリホールディングス、TDK、豊田通商が上昇。アステリアがストップ高となり、芝浦機械、タツモなどが値を飛ばした。TOTOも高い。
半面、サンリオが利食われ、良品計画も軟調。イオンも売りに押された。宝ホールディングスが大きく水準を切り下げ、テルモの下げも目立った。gumi、北海道電力、コナミグループ、KDDI、バンダイナムコホールディングス、セコム、良品計画、中外薬、ソニーG、野村総合研究所、JT、味の素、アサヒ、セブン&アイ・ホールディングス、武田薬品工業、イオンなどは下落した。