為替動向には注意
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為替動向には注意 |
Market Data
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【日経平均】
39066円53銭(△235円05銭=0.61%)
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【TOPIX】
2752.20(△6.79=0.25%)
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【グロース250】
670.13(△15.25=2.33%)
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【プライム売買高】21億7270万株(▲2058万株)
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【売買代金】4兆5202億円(▲2635億円)
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【値上がり銘柄数】1192(前日:940)
【値下がり銘柄数】394(前日:645)
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【新高値銘柄数】51(前日:49)
【新安値銘柄数】20(前日:38)
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【25日騰落レシオ】99.41(前日:100.41)
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日経平均は3日続伸。序盤に大きく上げて失速するというのは4日や5日と似たパターンであったが、きょうは後場の動きが良くローソク足では陽線を形成した。値上がり銘柄も多く、終値(39066円)では心理的節目の3万9000円のほか、75日線(3万9004円、6日時点、以下同じ)や5日線(3万8957円)などテクニカルの節目も上回っている。センチメントの改善につながりそうな上昇であった。
米国ではあす1月雇用統計が発表される上に、ワシントンでトランプ大統領と石破首相の首脳会談が実施される予定。
期待と不安が入り交じるイベントが2つあるだけに、あすの日本株はこれらを前に値動きが不安定となるかもしれない。特に為替動向には注意を要する。
足元で米国の長期金利は低下傾向にあるが、日銀の早期追加利上げも意識されていることで、ドル円は円高(ドル安)に振れている。雇用統計が強ければ米国のインフレ長期化が警戒される。弱ければその警戒は後退するが、米長期金利が急低下した場合には円高に弾みがつく展開も想定される。
イベントを前に円高が進んでしまうと、期待よりも不安の方が大きくなってしまう。日本株の流れが良くなりつつあるだけに、為替がその流れを止めないことを期待したい。
あすのスケジュールでは、12月の家計調査、1月上中旬の貿易統計、12月の特定サービス産業動態統計、12月の景気動向指数速報値など。海外ではインド中銀が政策金利を発表する。また、1月の米雇用統計に対するマーケットの関心が高い。このほか、12月の米卸売在庫・売上高、12月の米消費者信用残高、2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調査・速報値)などが発表される。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
40396.17 ボリンジャー:+2σ(25日)
39839.16 ボリンジャー:+1σ(25日)
39777.16 ボリンジャー:+1σ(13週)
39672.82 ボリンジャー:+1σ(26週)
39328.75 均衡表転換線(日足)
39282.14 25日移動平均線
39226.96 均衡表転換線(週足)
39226.96 均衡表基準線(日足)
39137.45 13週移動平均線
39066.53 ★日経平均株価6日終値
39050.49 6日移動平均線
39011.23 均衡表雲上限(日足)
39004.22 75日移動平均線
38984.77 均衡表雲下限(日足)
38733.82 26週移動平均線
38725.12 ボリンジャー:-1σ(25日)
38625.82 200日移動平均線
38497.74 ボリンジャー:-1σ(13週)
38168.11 ボリンジャー:-2σ(25日)
37913.92 新値三本足陰転値
高値と安値も前日水準を超え、終値は5日移動平均線を上回り、ローソク足は5営業日ぶりに陽線を描いた。しかし、5日線と25日線がともに下降を続けるとともに、上ヒゲは4日連続で25日線に届かず、大勢では売り手優位のチャート形状が続いた。TOPIXの5日線(2748.94)と25日線(2742.90)が短期デッドクロス寸前となっていることもあり、下落リスクへの警戒が必要となろう。