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売り買い拮抗、関税政策を巡る警戒感
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、関税政策を巡る警戒感

東証グロース市場は米政権の関税政策を巡る警戒感から日経平均株価が下落するなか、個人投資家などの資金が内需株の多い新興市場に向かった。
グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比3.09ポイント(0.46%)高の673.95だった。
東証グロース市場ではジーエヌアイやテラドローンが上昇した。一方、タイミーが下落した。
値上がり銘柄数276、値下がり銘柄数277と、売り買いが拮抗した。
 
27日に東証グロース市場に新規上場したゼンムテックは上場2日目で公開価格(1580円)を上回る5000円で初値を付けた。前引け時点は4635円だった。
 
28日に東証グロース市場に新規上場したトヨコーは公開価格(730円)を上回る871円で初値をつけ、750円で午前の取引を終えた。同じく28日に東証グロース市場に新規上場したプログレスは公開価格(1950円)を上回る1980円で初値をつけ、前引けは1761円だった。
 
個別ではZenmuTechが一時ストップ高と値を飛ばした。グロービング、LAホールディングス、CRI・ミドルウェア、バリューゴルフ、ベイシスなど10銘柄は昨年来高値を更新。バリュークリエーション、フィードフォースグループ、BTM、サイエンスアーツ、レントラックスが買われた。
 
 一方、ミライロが一時ストップ安と急落した。カウリス、イントランス、ビジュアル・プロセッシング・ジャパン、ダイナミックマッププラットフォーム、ハウテレビジョンなど8銘柄は昨年来安値を更新。揚羽、AIAIグループ、ペルセウスプロテオミクス、ブロードマインド、ZUUが売られた。