米国株、特にナスダックの動向が注目される
米国株、特にナスダックの動向が注目される |
Market Data
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【日経平均】
37869円51銭(▲1285円34銭=3.28%)
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【TOPIX】
2709.86(▲83.26=2.98%)
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【グロース250】
640.56(▲7.65=1.18%)
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【プライム売買高】21億1519万株(△4億6789万株)
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【売買代金】5兆1999億円(△1兆3342億円)
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【値上がり銘柄数】277(前日:122)
【値下がり銘柄数】1326(前日:1499)
【新高値銘柄数】9(前日:31)
【新安値銘柄数】118(前日:60)
【25日騰落レシオ】96.85(前日:104.45)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅安で7日続落、下げ加速局面に
2.ナスダック急落と急激な円高進行でリスクオフ
3.日経平均は1300円近い暴落で3万8000円台割れ
4.先物への売りが全体の下げ助長、安値圏で着地
5.値下がり銘柄は全体の8割、売買代金は5兆円超
日経平均は4桁の下落。寄り付きから3万9000円を大きく下回ったことで、戦意喪失状態に陥った。この下げ自体は長い目で見れば終わりの始まりではなく、利益確定売りの一環なのかもしれない。ただ、そうであったとしても、崩れ方が急すぎる。仮に来週の日銀会合やFOMCで反発したとしても、しばらく悪い影響が残りそうだ。
まずは、本日の米国株、特にナスダックの動向が注目される。米ハイテク株への売りが続いた場合には、日本のハイテク株ももう一段売られることになるだろう。円高に勢いがついており、日銀会合やFOMCを通過するまではそれが止まりそうにない点がやっかいだ。取引時間中にも円高が進むことで外需には押し目買いを入れづらくなっている。日経平均はきょうのようにギャップダウンで始まった場合には、売りが売りを呼ぶ流れとなりやすい点に注意を要するだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(25日現在)
40091.99 25日移動平均線
40085.47 ボリンジャー:+1σ(13週)
40021.89 均衡表転換線(週足)
39790.17 均衡表転換線(日足)
39599.00 新値三本足陽転値
39401.32 6日移動平均線
39084.69 13週移動平均線
39083.95 75日移動平均線
39065.68 均衡表基準線(週足)
38999.11 ボリンジャー:-1σ(25日)
38916.40 26週移動平均線
38585.26 均衡表雲上限(日足)
38488.04 均衡表雲下限(日足)
38083.91 ボリンジャー:-1σ(13週)
37906.22 ボリンジャー:-2σ(25日)
37869.51 ★日経平均株価25日終値
37712.66 ボリンジャー:-1σ(26週)
37083.13 ボリンジャー:-2σ(13週)
36813.34 ボリンジャー:-3σ(25日)
36656.15 200日移動平均線
36508.92 ボリンジャー:-2σ(26週)
36082.35 ボリンジャー:-3σ(13週)
35305.18 ボリンジャー:-3σ(26週)
34165.52 均衡表雲上限(週足)
昨日の下値支持線となった75日移動平均線を下放れるとともに、75日線上方を走る25日線が下向きに転換して下落トレンド入りを示唆した。ローソク足はマドを空けて大陰線を描き、強い売り圧力が窺える。一目均衡表では株価が雲下限を踏み抜くとともに下向きに転じた基準線を転換線が下回り、遅行線の弱気シグナル発生と併せて三役逆転の弱気形状を示した。一方、25日線との下方乖離率は5.54%と売られ過ぎの5%ラインを超えた。本日まで7日連続安による下げ幅は合計3405.57円、11日高値から本日安値までの下げ幅は4601.19円といずれも大きく、両者の3分の1戻しに相当する1136〜1534円程度の自律反発の可能性が意識される。