反落、AI関連下落で5万円割れ
東京株式(前引け)=反落、AI関連下落で5万円割れ

7日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比1100円19銭安の4万9783円49銭だった。取引時間中として節目の5万円を割り込むのは5日以来となる。
前日の米株式市場でNYダウは398ドル安と反落。米調査会社が6日発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から増え、投資家心理を冷やした。ナスダック指数も下落、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落した。
米雇用情勢への警戒感が台頭し売りが優勢だった。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げてスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に売りが膨らみ節目である5万円を割り込んだ。前引けにかけ下値を探る展開が続き、4万9700円台まで値を下げた。アドバンテストやソフトバンクグループ(SBG)、東京エレクトロンが大幅安となり、3銘柄で日経平均を880円あまり押し下げた。為替が1ドル=153円00銭前後の円高に振れたことも警戒された。
市場では「きょうの下落はAI関連株に資金が偏っていた反動の側面が大きい。相場の上昇基調は損なわれていないが、こうした『ガス抜き』はしばらく続くだろう」との見方があった。
後場の日経平均株価は、軟調な値動きが継続しそうだ。高市首相の経済政策への期待も一旦織り込まれたという声も広がっているなか、週末要因含めて、積極的に買い進む材料に乏しい。ただ、主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となるか。個別銘柄の選別タイミングととらえ、後場の動向を見守っておきたい。

東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは41.37ポイント(1.25%)安の3272.08だった。JPXプライム150指数も反落し、18.57ポイント(1.28%)安の1434.52で終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2597億円、売買高は12億4421万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1010。値上がりは533、横ばいは70だった。
業種別では、非鉄金属、電気機器、機械などが下落した一方で、サービス業、海運業、小売業のなどが上昇した。
個別銘柄では、レーザーテックやディスコが安く、フジクラや住友電などの電線株が売られた。TDKや太陽誘電などの電子部品株も下げた。三菱重工業、サンリオが下落した。イビデンやロームも売られた。
半面、リクルートホールディングスやKDDIが急伸し、キオクシアホールディングスやファーストリテイリングが堅調。良品計画が買われた。

7日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前日比1100円19銭安の4万9783円49銭だった。取引時間中として節目の5万円を割り込むのは5日以来となる。
前日の米株式市場でNYダウは398ドル安と反落。米調査会社が6日発表した米企業や政府機関が計画する10月の人員削減数が前年同月から増え、投資家心理を冷やした。ナスダック指数も下落、半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落した。
米雇用情勢への警戒感が台頭し売りが優勢だった。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げてスタート。AI・半導体関連などハイテク株を中心に売りが膨らみ節目である5万円を割り込んだ。前引けにかけ下値を探る展開が続き、4万9700円台まで値を下げた。アドバンテストやソフトバンクグループ(SBG)、東京エレクトロンが大幅安となり、3銘柄で日経平均を880円あまり押し下げた。為替が1ドル=153円00銭前後の円高に振れたことも警戒された。
市場では「きょうの下落はAI関連株に資金が偏っていた反動の側面が大きい。相場の上昇基調は損なわれていないが、こうした『ガス抜き』はしばらく続くだろう」との見方があった。
後場の日経平均株価は、軟調な値動きが継続しそうだ。高市首相の経済政策への期待も一旦織り込まれたという声も広がっているなか、週末要因含めて、積極的に買い進む材料に乏しい。ただ、主要企業の4-9月期決算発表が続いており、好決算・好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価下支え要因となるか。個別銘柄の選別タイミングととらえ、後場の動向を見守っておきたい。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆2597億円、売買高は12億4421万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1010。値上がりは533、横ばいは70だった。
業種別では、非鉄金属、電気機器、機械などが下落した一方で、サービス業、海運業、小売業のなどが上昇した。
個別銘柄では、レーザーテックやディスコが安く、フジクラや住友電などの電線株が売られた。TDKや太陽誘電などの電子部品株も下げた。三菱重工業、サンリオが下落した。イビデンやロームも売られた。
半面、リクルートホールディングスやKDDIが急伸し、キオクシアホールディングスやファーストリテイリングが堅調。良品計画が買われた。










メルマガ

