兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

値上がり優勢、内需依存型の銘柄に買い
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、内需依存型の銘柄に買い

 
東証スタンダード市場指数は2024年7月16日に付けた昨年来高値(1295.77)を上回り、前営業日から3.68ポイント(0.28%)高い1296.23で前場を終えた。
スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億1107万株。
値上がり銘柄数815、値下がり銘柄数544と、値上がりが優勢だった。
米国の関税政策の動向が見通せないことから東証プライム市場の外需株は手掛けづらく、市場では「内需依存型の銘柄が多いスタンダード市場の銘柄に資金が向かいやすい」との指摘があった。
 
個別ではAIフュージョンキャピタルグループ、ピーバンドットコム、新東がストップ高。メタプラネット、ビート・ホールディングス・リミテッドは一時ストップ高と値を飛ばした。中外鉱業、明豊ファシリティワークス、田辺工業、構造計画研究所ホールディングス、ジーエルテクノホールディングスなど34銘柄は昨年来高値を更新。ランシステム、エスケーエレクトロニクス、ASTI、スパンクリートコーポレーション、日本鋳鉄管は値上がり率上位に買われた。
 
 一方、クシム、セリア、三和油化工業、OBARA GROUPが昨年来安値を更新。オーナンバ、リーガルコーポレーション、Speee、パピレス、アドバネクスは値下がり率上位に売られた。