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値下がり優勢、利益確定売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は前日までに8日続伸していたこともあり、創薬ベンチャーの一角などに利益確定売りが出たことが指数を押し下げた。ただ、東証グロース市場の売買代金上位10銘柄では宇宙関係など8銘柄が上げており、市場からは「午前の指数の下落は上昇基調が続くなかでの小休止ではないか」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比4.00ポイント(0.55%)安の718.92だった。グロースCoreも下落。
グロース市場ではサンバイオやジーエヌアイが下落した。一方、QPS研究所やテラドローンは上昇した。
値上がり銘柄数241、値下がり銘柄数306と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではイオレがストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナルは一時ストップ高と値を飛ばした。Synspective、クリアル、TENTIAL、TalentX、ZenmuTechなど26銘柄は年初来高値を更新。フィスコ、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、かっこ、ビジネスコーチ、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドが買われた。
 
 一方、ユナイテッド、マーソが年初来安値を更新。フューチャーリンクネットワーク、AppBank、東京通信グループ、ブシロード、グロービングが売られた。