値上がり優勢、個人投資家の買い
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人投資家の買い
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東証グロース市場はトランプ米大統領が自動車などの関税引き上げを検討すると伝わり、トヨタなどの輸出関連株が下落するなか、相対的に関税の影響が小さいとされる新興株に資金が向かった。短期の値上がり益を見込む個人投資家の買いも寄与したようだ。
東証グロース市場250指数は6日続伸した。終値は前営業日比9.43ポイント(1.38%)高の692.66だった。6日続伸は2024年8月6〜14日(6日続伸)以来の長さ。
グロース250も上昇した。
グロース市場では、タイミーやアストロHDが上昇した。一方、ジーエヌアイやサンバイオは下落した。
値上がり銘柄数374、値下がり銘柄数197と、値上がりが優勢だった。
個別ではアストロスケールホールディングス、Liberaware、令和アカウンティング・ホールディングス、ファンデリー、サイフューズなど6銘柄がストップ高。マーキュリー、ブルーイノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、Aiロボティクス、Schoo、インフォメティス、ユカリアなど18銘柄は昨年来高値を更新。note、ヒューマンクリエイションホールディングス、Terra Drone、AVILEN、ACSLは値上がり率上位に買われた。
一方、リスキル、Birdmanが昨年来安値を更新。スカイマーク、アイビス、フルッタフルッタ、ROXX、ソフトフロントホールディングスは値下がり率上位に売られた。