売り買い拮抗、金利低下で個人の買い
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【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、金利低下で個人の買い
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東証グロース市場は国内外の金利低下を背景に、高バリュエーション(投資尺度)銘柄が多い新興株には上値余地があるとみた個人投資家の資金が向かった。 グロース250とグロースCoreは反発。東証グロース市場250指数の前引けは前日比7.64ポイント(1.07%)高い718.76だった。
市場では「個人の資金は潤沢で、出遅れた新興株には関心が向かいやすい」との声があった。
東証グロース市場ではジーエヌアイやカバーが上昇した。一方、ウェルスナビやオキサイドが下落した。
値上がり銘柄数258、値下がり銘柄数245と、売り買いが拮抗した。
個別では、ZUUがストップ高。アスタリスク、トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、イントランス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、キャリア、エヌ・ピー・シーは年初来高値を更新。フーバーブレイン、エコモット、BuySell Technologies、カオナビ、ブリッジコンサルティンググループが買われた。
一方、アーキテクツ・スタジオ・ジャパンが一時ストップ安と急落した。アマナ、バンク・オブ・イノベーション、ELEMENTS、プロディライト、日本電解など12銘柄は年初来安値を更新。ファンペップ、property technologies、GMO TECH、くすりの窓口、ウェルスナビが売られた。