値上がり優勢、内需株に買い
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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、内需株に買い
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10日の東証グロース市場250指数は5日続伸した。終値は前週末比11.11ポイント(1.65%)高の683.23だった。2024年7月以来、約7カ月ぶりの高値を付けた。
トランプ米政権による関税への懸念が広がるなか、相対的に影響が小さいとされる内需株が多い新興市場には買いが集まった。指数は後場に上げ幅を拡大した。
グロース市場ではフリー、カバーが上昇した。一方、Syns、delyが下落した。
東証グロース市場は値上がり銘柄数387、値下がり銘柄数185と、値上がりが優勢だった。
個別ではイタミアート、テックファームホールディングス、サンバイオ、サイフューズがストップ高。アイリッジは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、ククレブ・アドバイザーズ、Terra Drone、インフォメティス、サイバートラストなど9銘柄は昨年来高値を更新。note、セルシード、オンコリスバイオファーマ、ワンダープラネット、ELEMENTSは値上がり率上位に買われた。
一方、リスキル、Birdmanが昨年来安値を更新。クリングルファーマ、データホライゾン、フォースタートアップス、ブルーイノベーション、すららネットは値下がり率上位に売られた。