一進一退、過熱感和らぐ 米株安は重荷
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【市況】東京株式(寄り付き)=一進一退、過熱感和らぐ 米株安は重荷
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30日の日経平均株価は一進一退で始まった。始値は前日比69円98銭高の4万0744円53銭。
前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて切り返す地合いとなったが、米国株市場では欧州時間のリスクオンを引き継げず、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに軟調な値動きとなった。FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、ポジション調整の売りが観測されており、東京株式市場でも米株安を受け投資家のセンチメント改善が見込みにくくなっている。
国内でも日銀金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見をあすに控えており、足もと様子見ムードが拭えない。
ただ、下値では押し目買いの動きが想定され底堅さも発揮されそうだ。