値下がり優勢も個人の買い入る
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢も個人の買い入る
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東証グロース市場は朝下落して始まったが、売り一巡後は下げ幅を縮小し、午後はプラスに転じるなどしっかりしていた。
米長期金利の低下を支えに主力株の一角に買いが優勢だった。日経平均株価の大幅下落でグロース指数も朝方は下げが目立ったが、その後は下げ幅を縮小して後場に持ち直す展開となった。
グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は小幅反発した。終値は前週末比1.33ポイント(0.21%)高の645.21だった。
為替相場の不安定さが日本株の重しとなる中、「為替の影響を受けにくい小型株に個人投資家の買いが入った」という。
グロース市場ではトライアル、インフォRが上昇した。一方、フリー、ネットスタズが下落した。値上がり銘柄数244、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
個別ではテックファームホールディングス、エッジテクノロジー、ビーマップ、アディッシュがストップ高。マーキュリー、KIYOラーニングは一時ストップ高と値を飛ばした。MRT、コンヴァノなど4銘柄は年初来高値を更新。フルッタフルッタ、坪田ラボ、グリッド、Waqoo、WOLVES HANDが買われた。
一方、スペースマーケットがストップ安。グリーンモンスター、オプロ、ゼネラル・オイスター、コアコンセプト・テクノロジー、モンスターラボホールディングスなど10銘柄は年初来安値を更新。Unipos、カラダノート、イシン、T.S.I、ジェリービーンズグループが売られた。