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反発スタート、米利下げ再開で
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米利下げ再開で
【寄り付き概況】
 
18日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比120円12銭高の4万4910円50銭。
 
前日の米株式市場では、NYダウは260ドル高と反発。ナスダック総合株価指数は続落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の大方の予想通り0.25%の利下げが決まった。FOMC参加者の政策金利見通しを受け、年内にあと2回の利下げが行われるとの見方が広がり、米国株のサポート要因となった。
 
一方、エヌビディア<NVDA>は中国当局が同社製半導体の購入停止を同国IT大手に求めたと報じられて下落した。
 
ドル円相場はFOMCの結果発表後に一時1ドル=145円台半ばまでドル安・円高に振れた後、米長期金利の上昇を背景にドル買い・円売りが加速し、147円台に乗せる場面があった。
 
東京株式市場では足もとのドル高・円安基調が輸出関連株の支えとなっているほか、FOMCを通過したことへの安心感も加わり、買いが優勢となっている。

東証株価指数(TOPIX)は下げる場面もある。

個別では、第一三共やスズキ、キリンHDが上昇している。一方、任天堂や豊田通商、味の素が下落している。