兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

値上がり優勢、個人投資家の買い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、個人投資家の買い
 

 
東証グロース市場は日経平均株価が上昇する中、新興市場でも値幅取りを狙った個人投資家の買いが優勢だった。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前週末比11.81ポイント(1.66%)高の724.48だった。上昇率は2%を超える場面があり、20日に付けた年初来高値(722.92)を上回った。市場関係者は「新興市場の信用買い残の建玉(未決算残高)は、店内の集計で4月時点を大きく下回っている。株価の戻り局面で買えていなかった個人がしびれを切らして買い始めている」と話した。
 
グロース市場ではフリーやタイミーが上昇した。一方、アイスペースやLAホールデは下落した。
値上がり銘柄数377、値下がり銘柄数179と、値上がりが優勢だった。
 
 個別ではオキサイドがストップ高。イオレは一時ストップ高と値を飛ばした。ミーク、デジタルグリッド、バリューゴルフ、ペイクラウドホールディングス、トヨクモなど19銘柄は年初来高値を更新。アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、フィスコ、グローバルウェイ、note、シンカが買われた。
 
 一方、クックビズ、シーユーシーが年初来安値を更新。インテグループ、ispace、LAホールディングス、キャンバス、YCPホールディングス(グローバル)リミテッドが売られた。