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続伸、一時500円高 米株高追い風
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、一時500円高 米株高追い風
【寄り付き概況】
 
12日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比430円80銭高の4万4803円30銭と、前日に更新した最高値を大きく上回った。上げ幅は一時500円を超えた。
 
昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京株式市場の株価の支えとなった。
また、海外市場で米長期金利が弱含みで推移していることも安心感となった。一方、外為市場で1ドル=147円20銭台と、昨日15時30分頃と比べ50銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京株式市場で輸出株などの株価の重しとなった。
ただ、日経平均は昨日までの続伸で900円あまり上昇したことから高値警戒感が強まる中、明日から3連休となることもあり、利益確定利が出やすかった。さらに、来週は16日・17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18日・19日に日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらの結果を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は伸び悩んでいる。
 
東証株価指数(TOPIX)も続伸して、前日に更新した最高値を上回っている。
 
個別では、ファナック、ソニーG、豊田通商が高い。一方、良品計画、ダイキン、コナミGが安い。