955円安と大幅続落、リスクオフ継続で下値探る展開に
東京株式(大引け)=955円安と大幅続落、リスクオフ継続で下値探る展開に

【大引け概況】
4日の日経平均株価は大幅に続落し、前日比955円35銭安の3万3780円58銭で終えた。2024年8月5日以来8カ月ぶりの安値。
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4日の日経平均株価は大幅に続落し、前日比955円35銭安の3万3780円58銭で終えた。2024年8月5日以来8カ月ぶりの安値。
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時間:00:01:07 容量:13.87M ▼音声 VOICEVOX Nemo
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2日にトランプ米大統領が発表した「相互関税」が市場の想定よりも厳しい内容だったと受け止められ、3日の欧米株式相場が急落した。この流れを引き継ぎ、きょうの東京株式市場でも世界景気の悪化や貿易戦争の激化を意識したリスク回避目的の売りが優勢だった。
外国為替市場で円相場が1ドル=145円台前半まで円高・ドル安に振れたことも相場の重荷となった。日経平均の下げ幅は一時1450円を超えたが、自律反発を見込む向きもあり、大引けにかけては下げ渋った。
さて、東京株式市場は新年度早々のトランプ関税攻撃によって波乱の展開を強いられている。日本のみならず世界的な景気への悪影響が読み切れずリスクオフは仕方のないところであろう。米国に頼らない新たな枠組みが必要とされている。一方、日経平均はチャート面で昨年8月の安値に近づいており、短期的には本日の投げ売りに近い大出来高と長い下ヒゲで下値が見えてきた感もあるだろう。

東証プライムの売買代金は概算で6兆8414億円、売買高は32億1595万株。ともに今年最大で、24年10月30日以来の大きさだった。東証プライムの値下がり銘柄数は1489。値上がりは140、横ばいは8だった。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、非鉄金属、銀行業などが下落。食料品、陸運業、不動産業が上昇した。
個別銘柄では、アドバンテストやディスコ、東京エレクトロンが安く、ソフトバンクグループや日立製作所が値を下げた。ファーストリテイリングも下落した。三菱重工業や川崎重工業、フジクラが売られ、トヨタ自動車やホンダも下値を探る展開となった。
半面、JR東日本やJR東海が高く、日本電信電話やKDDIがしっかり。中外製薬が値を上げ、三井不動産やJT、ダイキン工業が堅調。ニトリホールディングスやイオン、花王、明治ホールディングスが値を上げた。