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小幅反落スタート、 利益確定売りで
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅反落スタート、 利益確定売りで
【寄り付き概況】
 
27日の日経平均株価は小幅な反落で始まった。始値は前日比8円16銭安の3万7523円37銭。
 
前日は米国株市場がメモリアルデーの祝日で休場であったため、手掛かり材料難が意識されるなか、主力株をはじめ様子見ムードが強い。前日の欧州株市場では英国株市場がスプリング・バンク・ホリデーで休場だったが、ドイツとフランスなど主要国の株価が総じて強い動きを示した。トランプ米大統領が欧州連合(EU)への50%の関税発動までの期限を6月1日から7月9日に延期すると表明したことが好感されたが、東京株式市場ではこれを週明けの株価動向で先に織り込んでいた分、上値は重くなっている。
 
26日に上昇が目立った東エレクやアドテストなどの値がさの半導体関連には売りが先行しており、日経平均を押し下げている。半面、TDKや京セラなど電子部品の一角が上昇し、指数を下支えしている。
 
東証株価指数(TOPIX)も小幅に反落している。
 
個別では、テルモやファストリ、ファナックが下落している。一方、エムスリー、中外薬、任天堂が上昇している。