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反落後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
反落後、もみ合い展開か

9日の東京株式市場は反落後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは、3万2000円-3万2500円を想定。(8日終値3万3012円58銭)
 
米国株は下落。ダウ平均は320ドル安の37645ドルで取引を終えた。高く始まり1400ドル超上げる場面もあったが、買いが続かず急失速。終盤に下げに転じると一時800ドル超下落するなど乱高下した。
現地8日の米国株式が下落した動きを受け、売り先行スタートが見込まれる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(8日は147円39-40銭)、ユーロ・円が1ユーロ=160円台の前半(同161円00-04銭)と円高方向にあり、輸出関連銘柄を中心に売り圧力が強まることも想定される。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比855円安の3万2245円だった。
 
 
【好材料銘柄】
 
■アストロスケールホールディングス <186A> 
プロジェクト「APS-R」の変更契約を新たに締結し、受注金額が従前の42.4億円→60.1億円に再度増額。米国宇宙軍の衛星への初の燃料補給に向けて範囲が拡張。
 
■クオリプス <4894> 
虚血性心筋症による重症心不全を適応としたヒト(同種)iPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認申請を行った。
 
■三光合成 <7888> 
12-2月期(3Q)経常は71%増益、今期配当を4円増額修正。
 
■売れるネット広告社グループ <9235> 
中国のバイトダンス社と協力し、「中国TikTokライブコマース」市場への本格参入を開始。
 
■ダイセキ <9793> 
今期経常は7%増で2期ぶり最高益更新へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.66%にあたる80万株(金額で32億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月9日から7月31日まで。
 
 
【主な経済指標・スケジュール
9(水)
【国内】
3月消費動向調査(14:00)
《決算発表》
セブン&アイ、ABCマート、サイゼリヤ、マニー、コメダ、ベル24HD、古野電、トレファク、プログリット、ライトオン、グランド、GameWith、タカキュー

【海外】
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3/18~19開催分)(4/10 3:00)
米10年国債入札
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。