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値下がり優勢、国内外の長期金利が上昇
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、国内外の長期金利が上昇

 
東証グロース市場は国内外の長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすい新興株は午後一段安となった。市場では「金利上昇への警戒感から新興株からパルプや陸運など大型バリュー(割安)株に循環的に資金が向かっている」との声が聞かれた。
東証グロース市場250指数は3日続落した。終値は前日比17.00ポイント(2.20%)安の757.48だった。約1カ月ぶりの安値を付けた。
グロース250、グロースCoreはともに続落。
 
グロース市場ではタイミーやリベラウェアが下落した。一方、データセクやHENNGEは上昇した。
値上がり銘柄数117、値下がり銘柄数467と、値下がりが優勢だった。
 
個別では窪田製薬ホールディングスが一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、D&Mカンパニー、サンクゼール、アールプランナー、ココナラなど17銘柄は年初来高値を更新。データセクション、インティメート・マージャー、セルシード、ジンジブ、日本動物高度医療センターが買われた。
 
 一方、ジェリービーンズグループがストップ安。Def consultingは一時ストップ安と急落した。Chordia Therapeutics、LOIVE、フラー、グラッドキューブは年初来安値を更新。アルファクス・フード・システム、イタミアート、GVA TECH、TORICO、ラクサス・テクノロジーズが売られた。