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値下がり優勢、中東情勢が一段と緊迫化
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、中東情勢が一段と緊迫化

 
東証グロース市場は中東情勢が一段と緊迫化するなかで投資家は運用リスクを取りづらくなり、新興市場でも売りが優勢だった。
東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末比4.58ポイント(0.61%)安の746.13だった。グロース250とグロースCoreはともに下落。
値上がり銘柄数163、値下がり銘柄数400と、値下がりが優勢だった。
グロース市場ではフリー、BASEが下落した。一方、QPS研究所、サンバイオが上昇した。
 
23日に東証グロース市場に新規上場したウェルネスは9時55分に公開価格を33.06%上回る3300円で初値を付けた。前引け時点では3830円だった。
 
 個別ではアイデミー、デジタリフトがストップ高。キューブは一時ストップ高と値を飛ばした。豆蔵デジタルホールディングス、ウェッジホールディングス、INGS、ククレブ・アドバイザーズ、ベガコーポレーションなど12銘柄は年初来高値を更新。Retty、ACSL、AeroEdge、トリプルアイズ、QPS研究所が買われた。
 
 一方、Veritas In Silico、SAAFホールディングス、Chordia Therapeutics、ツクルバ、ビリングシステムなど6銘柄が年初来安値を更新。Birdman、AI inside、ヌーラボ、ジェリービーンズグループ、ピアズが売られた。