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値下がり優勢、円高・ドル安進行を背景に
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、円高・ドル安進行を背景に

 
東証グロース市場は外国為替市場での円高・ドル安進行を背景に大型株に売りが優勢となる一方、 為替変動の影響を受けにくい内需関連株の多い中小型株には相対的に買いが入りやすかった。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比4.34ポイント(0.59%)高の745.09だった。グロース250とグロースCoreはともに続伸。
グロース市場の売買代金ランキングで前引け時点で1位となっているデータセクは年初来高値を更新した。「モメンタム銘柄の買いの勢いが持続しており、中小型株の物色が盛んになっている印象」の声があった。
そのほか、グロース市場ではサンバイオやフリーが上昇した。一方、プログリットやトライアルは下落した。
値上がり銘柄数250、値下がり銘柄数292と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、レナサイエンスがストップ高。シャノンは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、地域新聞社、オプロ、イオレ、グロービングなど22銘柄は年初来高値を更新。リプロセル、Aiロボティクス、データホライゾン、サンバイオ、ヘリオスが買われた。
 
 一方、日本ホスピスホールディングスが年初来安値を更新。ウェッジホールディングス、プログリット、いつも、フルッタフルッタ、グローバルウェイが売られた。