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値下がり優勢、時価総額の大きい個別銘柄の一角に売り
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、時価総額の大きい個別銘柄の一角に売り

 
東証グロース市場は、赤字決算を発表したJTOWERなど、時価総額の大きい個別銘柄の一角に売りが出て、指数全体の重荷になった。ただ、前日の米国株の上昇は支えとなり、指数は上げる場面もあった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数も続落した。前引けは前日比2.57ポイント(0.39%)安の650.40だった。
 
グロース市場では売れるネットやカバーが下落した。一方、サンウェルズやBASEは上昇した。
値上がり銘柄数188、値下がり銘柄数310と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、Arent、コパ・コーポレーションがストップ高。GMO TECH、トラース・オン・プロダクト、サンウェルズは一時ストップ高と値を飛ばした。GreenEnergy & Company、フーバーブレイン、coly、アイビスなど5銘柄は年初来高値を更新。BASE、インテグラル、Birdman、ENECHANGE、JIG-SAWが買われた。
 
一方、JTOWER、ジャパンワランティサポートがストップ安。イオレ、ユナイテッド、アマガサ、データホライゾン、ドリコムなど16銘柄は年初来安値を更新。売れるネット広告社、クラウドワークス、クラダシ、リグア、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。