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売り買い拮抗、利益確定売り
【市況】東証グロース(前引け)=売り買い拮抗、利益確定売り

 
東証グロース市場は前日の米株式相場の上昇などを受けた地合い改善を引き継いで高く始まったが、利益確定売りに押されて下落に転じた。
市場では「きょう上場2日目でグロース250指数には採用されていないノースサンドの売買代金が大きく、グロース株全体には買いが広がりにくかった」(国内証券アナリスト)との見方があった。
東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前週末比6.39ポイント(0.94%)安の674.04だった。グロース250、グロースCoreはともに反落。
 
グロース市場ではノースサンドやデータセク、フリーが下落した。一方、ノートや情報戦略テク、Aiロボは上昇した。
値上がり銘柄数278、値下がり銘柄数289と、売り買いが拮抗した。
 
 個別では免疫生物研究所がストップ高。情報戦略テクノロジー、カヤック、THECOO、アジアクエスト、ウィルズなど11銘柄は年初来高値を更新。note、アスカネット、ビズメイツ、フォースタートアップス、Rettyが買われた。
 
 一方、PostPrime、ROXX、ユナイテッド、海帆、フラーなど10銘柄が年初来安値を更新。コンヴァノ、トランザクション・メディア・ネットワークス、TORICO、ノースサンド、MTGが売られた。