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大幅続伸スタート、米株高と円下落で
【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続伸スタート、米株高と円下落で
【寄り付き概況】
 

7日の日経平均株価は大幅に続伸して始まった。始値は前週末に比べ604円30銭高の3万9239円92銭。

前週末の欧州株市場がほぼ全面高商状となったほか、米国株市場でも強気優勢の地合いでNYダウが史上最高値を更新するなどリスクオンが鮮明となっている。前週末4日に発表された9月の米雇用統計が市場コンセンサスを大幅に上回る好調な内容であったことが、素直に好感される形となった。

そのなか、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが一段と買われ、1ドル=149円台をつけるなど、急速な円安が続いていることは東京株式市場にも強い追い風となっている。日経平均は寄り付き段階でフシ目の3万9000円台を大きく回復した。

ナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1%を超えて上昇したことから、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連銘柄も買われ相場を押し上げている。

東証株価指数(TOPIX)も続伸している。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やリクルート、TDKが上昇している。一方、ディスコやニトリHD、イオンが下落している。