値下がり優勢、米長期金利上昇を受け
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、米長期金利上昇を受け
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東証グロース市場は19日の米長期金利上昇を受けて、朝方から高PER(株価収益率)銘柄の多い新興株の上値は重かった。午後に日経平均株価は下げ幅が100円を超えるなど軟調に推移し、投資家心理の悪化を映した売りが新興株にも出やすかった。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比5.96ポイント(0.94%)安の624.89だった。グロースCoreはともに続落。
グロース市場ではジーエヌアイやカバー、トライアルが下落した。一方、アストロHDやGENDA、ライフネットは上昇した。値上がり銘柄数204、値下がり銘柄数364と、値下がりが優勢だった。
個別ではデータホライゾンがストップ高。ビジネスコーチは一時ストップ高と値を飛ばした。アールプランナー、dely、パルマ、True Data、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所など6銘柄は年初来高値を更新。夢展望、サークレイス、ispace、デジタルプラス、ククレブ・アドバイザーズが買われた。
一方、オンコリスバイオファーマがストップ安。JSH、Will Smart、アミタホールディングス、アスア、リスキルなど33銘柄は年初来安値を更新。カイオム・バイオサイエンス、オンデック、カウリス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、ACSLが売られた。