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反発スタート、米株高で買い先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反発スタート、米株高で買い先行
【寄り付き概況】
 
27日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比81円69銭高の4万2476円09銭。
 
前日の欧州株市場はほぼ全面安商状となったが、米国株市場では発表された複数の経済指標がコンセンサスを上回ったことなどがポジティブ視され、押し目買い意欲が根強いなかNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに反発した。
 
東京株式市場でも米株市場が切り返しに転じたことで目先不安心理が後退している。ただ、米国では現地時間27日にエヌビディア<NVDA>の5~7月期決算を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から東京株式市場でも半導体関連株などを中心に積極的な買いが入りにくいだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)も一進一退となっている。

個別では、中外薬やテルモが買われ、フジクラやニコンも上昇している。一方、バンナムHDやファナックが売られ、コナミGや任天堂も下落している。