135円高と反発、円安など追い風に切り返す
東京株式(前引け)=135円高と反発、円安など追い風に切り返す

27日午前の経平均株価は反発し、午前終値は前日比135円55銭高の4万2529円95銭だった。
朝方は方向感の定まらない展開で、日経平均株価は上昇してスタートした後にすぐ値を消したが、その後は再び買いが厚くなり前場は高値圏で着地している。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を前に様子見ムードも漂うなか、下値では押し目買いや空売り買い戻しの動きが目立つ。取引時間中に外国為替市場でドル高・円安方向に振れたこともハイテクセクターを中心にポジティブに作用した。ただ、個別株は値下がり銘柄数が値上がり数を上回る状況で、TOPIXはマイナス圏で引けた。
26日のNYダウ工業株30種平均は反発した。26日に発表された7月の米耐久財受注額などが市場予想を上回り、米景気の底堅さを評価した買いが入った。27日の東京市場では指数寄与度が高いソフトバンクグループ(SBG)のほか、肥満薬試験の結果が良好だった中外薬が上昇し、日経平均を支えた。
市場では「上昇が一服している防衛株や電線株は手掛けづらく、個人の関心は高配当株に向かいやすい」との指摘があった。
後場の日経平均株価は、反発基調を維持しそうだ。引き続き米FRBの利下げ観測や米経済指標の動向、円動向、海外市場の流れが影響を与える見通し。
そのうえで、先物や為替の方向性にも注目し、テクニカルでは25日移動平均線付近にある支持線を意識した下支えとなる可能性がある。
ただし、エヌビディアの決算発表を控えているため、ハイテク関連株の動向には注意が必要。需給や外部材料の変化が後場のキーとなろう。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。前引けは3.49ポイント(0.11%)安の3068.50だった。JPXプライム150指数は続落し、1.95ポイント(0.15%)安の1322.73で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9945億円、売買高は9億3747万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は663。値下がりは855、横ばいは101だった。
業種別では、非鉄金属や電気・ガス業、空運業が上昇し、医薬品も堅調だった。一方、その他製品や石油・石炭製品、保険業、サービス業はやや軟調に推移した。
個別ではニコンがストップ高に買われる人気。ディスコ、アドバンテストなど半導体製造装置関連が活況高の様相をみせているほか、中外製薬が商いを伴い大幅高。アステリアも荒い値動きながら大きく水準を切り上げている。マネックスグループも大幅上昇した。ブイキューブが急騰、NJSも値を飛ばした。
ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、テルモ、ニコン、日東電、横河電、浜ゴム、セコム、トレンド、ニトリHD、コムシスHD、花王、OLC、スズキ、清水建、ソニーG、三井不、住友ファーマ、日揮HD、三井金などの銘柄が上昇した。
半面、売買代金トップのサンリオが安く、川崎重工業も売られた。古河電気工業も軟調。ACCESSが急落、サイボウズの下げも目立った。
コナミG、リクルートHD、ファナック、ダイキン、バンナムHD、任天堂、信越化、東京海上、KDDI、ベイカレント、ZOZO、エーザイ、エムスリー、ニデック、アステラス薬、第一三共、良品計画、MS&AD、HOYA、野村総合研究所、味の素、伊藤忠、コマツ、富士フイルム、日立建機、TOTO、トヨタ、ホンダなどの銘柄が下落した。

27日午前の経平均株価は反発し、午前終値は前日比135円55銭高の4万2529円95銭だった。
朝方は方向感の定まらない展開で、日経平均株価は上昇してスタートした後にすぐ値を消したが、その後は再び買いが厚くなり前場は高値圏で着地している。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を前に様子見ムードも漂うなか、下値では押し目買いや空売り買い戻しの動きが目立つ。取引時間中に外国為替市場でドル高・円安方向に振れたこともハイテクセクターを中心にポジティブに作用した。ただ、個別株は値下がり銘柄数が値上がり数を上回る状況で、TOPIXはマイナス圏で引けた。
26日のNYダウ工業株30種平均は反発した。26日に発表された7月の米耐久財受注額などが市場予想を上回り、米景気の底堅さを評価した買いが入った。27日の東京市場では指数寄与度が高いソフトバンクグループ(SBG)のほか、肥満薬試験の結果が良好だった中外薬が上昇し、日経平均を支えた。
市場では「上昇が一服している防衛株や電線株は手掛けづらく、個人の関心は高配当株に向かいやすい」との指摘があった。
後場の日経平均株価は、反発基調を維持しそうだ。引き続き米FRBの利下げ観測や米経済指標の動向、円動向、海外市場の流れが影響を与える見通し。
そのうえで、先物や為替の方向性にも注目し、テクニカルでは25日移動平均線付近にある支持線を意識した下支えとなる可能性がある。
ただし、エヌビディアの決算発表を控えているため、ハイテク関連株の動向には注意が必要。需給や外部材料の変化が後場のキーとなろう。

東証株価指数(TOPIX)は小幅に続落した。前引けは3.49ポイント(0.11%)安の3068.50だった。JPXプライム150指数は続落し、1.95ポイント(0.15%)安の1322.73で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9945億円、売買高は9億3747万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は663。値下がりは855、横ばいは101だった。
業種別では、非鉄金属や電気・ガス業、空運業が上昇し、医薬品も堅調だった。一方、その他製品や石油・石炭製品、保険業、サービス業はやや軟調に推移した。
個別ではニコンがストップ高に買われる人気。ディスコ、アドバンテストなど半導体製造装置関連が活況高の様相をみせているほか、中外製薬が商いを伴い大幅高。アステリアも荒い値動きながら大きく水準を切り上げている。マネックスグループも大幅上昇した。ブイキューブが急騰、NJSも値を飛ばした。
ソフトバンクグループ(SBG)、TDK、テルモ、ニコン、日東電、横河電、浜ゴム、セコム、トレンド、ニトリHD、コムシスHD、花王、OLC、スズキ、清水建、ソニーG、三井不、住友ファーマ、日揮HD、三井金などの銘柄が上昇した。
半面、売買代金トップのサンリオが安く、川崎重工業も売られた。古河電気工業も軟調。ACCESSが急落、サイボウズの下げも目立った。
コナミG、リクルートHD、ファナック、ダイキン、バンナムHD、任天堂、信越化、東京海上、KDDI、ベイカレント、ZOZO、エーザイ、エムスリー、ニデック、アステラス薬、第一三共、良品計画、MS&AD、HOYA、野村総合研究所、味の素、伊藤忠、コマツ、富士フイルム、日立建機、TOTO、トヨタ、ホンダなどの銘柄が下落した。