兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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弱含みの展開か
【オープニングコメント】
弱含みの展開か

19日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(18日終値3万7845円42銭)
 
米国株は下落。ダウ平均は260ドル安の41581ドルで取引を終えた。
現地18日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数、SOX(フィラデルフィア半導体株)指数が3日ぶり反落したことを受け、朝方は売り優勢スタートとなりそう。
その後は、日銀の政策決定会合の内容や通常取引終了後に予定されている植田和男総裁の記者会見を控え、模様眺めムードが広がることも見込まれる。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=149円台の前半(18日は149円83-84銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の前半(同163円83-87銭)と円高方向にフレていることから、輸出関連銘柄には重しとなる場面もありそう。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比85円安の3万7535円だった。
 

【好材料銘柄】  

■システム・ロケーション <2480> 
株主優待制度を新設。毎年9月末と3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて年間1500~1万4000円分のQUOカードを贈呈する。

■デジタルプラス <3691>
子会社デジタルフィンテックが運営する「デジタルギフト」の株主優待ギフトにおいて、ビットコインをはじめとする暗号資産株主優待を提供開始。

■ソフトウェア・サービス <3733> 
2月売上高は前年同月比13.7%増、受注高は同75.9%増。

■CINC <4378>
発行済み株式数(自社株を除く)の15.42%にあたる52万株(金額で3億1304万円)を上限に、3月19日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
フックス角膜内皮変性症治療剤「K-321」のグローバル第3相臨床試験における被験者への投与が完了。

■オンコリスバイオファーマ <4588>
厚生労働省の諮問機関であるPMDAと腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」の先駆け総合評価相談を開始。

■ペルセウスプロテオミクス <4882>
真性多血症(PV)患者を対象とした抗トランスフェリン受容体1抗体「PPMX-T003」の第1相試験の治験総括報告書(CSR)が完成。

■東京ラヂエーター製造 <7235> 
今期経常を一転16%増益に上方修正、配当も15.5円増額。また、発行済み株式数の27.8%にあたる400万株の自社株を消却する。消却予定日は3月31日。

■グッドパッチ <7351>
今期経常を2.2倍上方修正・3期ぶり最高益更新へ。

■ヤギ <7460> 
今期配当を12円増額修正。

■バリュークリエーション <9238>
Dad社から新規売上直結型のリストマーケティングサービスであるLISMA事業を譲受。
 


【主な経済指標・スケジュール】
 
19(水)
【国内】
植田日銀総裁会見
1月機械受注(8:50)
2月貿易収支(8:50)
2月訪日外国人客数(16:15)
《決算発表》
オプトエレ
 
【海外】
パウエルFRB議長会見
米1月対米証券投資(3/20 5:00)
《米決算発表
ゼネラル・ミルズ


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。