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値下がり優勢、持ち高調整や利益確定売り
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、持ち高調整や利益確定売り

 
東証グロース市場は、持ち高調整や利益確定売りが広がり、終日軟調な展開が続いた。市場では「日経平均株価におけるアドテストのような指数をけん引する銘柄が無く、指数の下落が続いている」との声があった。
この日はプライム銘柄も8割が下落しており、「アドバンテスト(日米間の投資に関する)ファクトシートに名前が出た銘柄に極端に資金が集中した」という。韓国の人気アイドルをブランドアンバサダーに迎えたAiロボテクスなど、グロース銘柄でも買いを集めるものはあったが、全体に資金は抜け気味で、「個人もきょうはプライムの半導体関連株が主戦場だった」ようだ。
東証グロース市場250指数は続落した。終値は前日比18.95ポイント(2.62%)安の703.43だった。グロース250、グロースCoreは下落。
グロース市場ではFFRIやアストロHD、サンバイオが下落した。一方、AiロボやJDSC、SBIリーシは上昇した。
値上がり銘柄数79、値下がり銘柄数506と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではジェネレーションパスがストップ高。Aiロボティクス、JIG-SAW、和心は年初来高値を更新。シリコンスタジオ、SBIインシュアランスグループ、ラバブルマーケティンググループ、ログリー、SBIリーシングサービスが買われた。
 
 一方、Veritas In Silico、Chordia Therapeutics、MFS、PostPrime、PRISM BioLabなど37銘柄が年初来安値を更新。マクアケ、サイバートラスト、リアルゲイト、アディッシュ、ELEMENTSが売られた。