続伸 一時初の4万5000円台、米ハイテク株高で
東京株式(前引け)=続伸 一時初の4万5000円台、米ハイテク株高で

16日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比136円01銭高の4万4904円13銭だった。
前日の米国株市場でハイテクセクターを中心に大きく買われたことを背景に日経平均株価は続伸し、朝方に4万5000円台に乗せる場面があった。米株市場では半導体関連が高く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が8連騰と気を吐き連日で史上最高値を更新していることから、東京株式市場にもこの流れが波及した。
値がさの半導体など人工知能(AI)関連銘柄を中心に買いが入った。
しかし、その後は目先利益確定の売り圧力も表面化し、日経平均は一時マイナス圏に沈むなど上値の重さも意識されている。
15日のNYダウ工業株30種平均は前週末比49ドル高の4万5883ドルと反発した。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを再開するとの見方が追い風だった。米中閣僚級会議を巡る、貿易交渉の進展期待も買いに弾みを付けた。ナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)はともに連日で最高値を更新した。米クラウド大手オラクルが前週に発表した好決算をきっかけとしたAI需要の拡大期待が継続し、東エレクやディスコ、スクリンなど値がさの半導体関連株の上昇が相場全体を押し上げた。
日経平均は最高値圏で推移しているとあって、利益確定売りに押されて下げに転じる場面もあった。取引時間中として初の4万5000円台乗せで、国内の機関投資家は目先の達成感などから売りを出していたとみられる。一方で「海外勢は先高観を強めている。とくに相場の流れに追随するCTA(商品投資顧問)やマクロ系ヘッジファンドといった海外投機筋による先物買いが活発だったとの声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは13.08ポイント(0.41%)高の3173.57だった。JPXプライム150指数も続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6154億円、売買高は10億750万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1098。値下がりは454、横ばいは66だった。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、精密機器、輸送用機器、機械などが上昇した。下落はその他製品、不動産業など。
個別では売買代金トップのディスコが大幅高に買われたほか、東京エレクトロンも堅調。IHIも買いが優勢。ソシオネクスト、TDK、信越化、村田製、ニデックHOYA、三井物が高く、トヨタ自動車、ホンダ、デンソーなど自動車株も上昇した。富士石油がストップ高人気となり、日本ケミコンも大きく株価水準を切り上げた。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)やフジクラが軟調、サンリオ、任天堂、バンナムHDも冴えない。WOWOWが急落、ANYCOLOR、くら寿司、ラクスルなども大幅安だった。

16日午前の日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比136円01銭高の4万4904円13銭だった。
前日の米国株市場でハイテクセクターを中心に大きく買われたことを背景に日経平均株価は続伸し、朝方に4万5000円台に乗せる場面があった。米株市場では半導体関連が高く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が8連騰と気を吐き連日で史上最高値を更新していることから、東京株式市場にもこの流れが波及した。
値がさの半導体など人工知能(AI)関連銘柄を中心に買いが入った。
しかし、その後は目先利益確定の売り圧力も表面化し、日経平均は一時マイナス圏に沈むなど上値の重さも意識されている。
15日のNYダウ工業株30種平均は前週末比49ドル高の4万5883ドルと反発した。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを再開するとの見方が追い風だった。米中閣僚級会議を巡る、貿易交渉の進展期待も買いに弾みを付けた。ナスダック総合株価指数と主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)はともに連日で最高値を更新した。米クラウド大手オラクルが前週に発表した好決算をきっかけとしたAI需要の拡大期待が継続し、東エレクやディスコ、スクリンなど値がさの半導体関連株の上昇が相場全体を押し上げた。
日経平均は最高値圏で推移しているとあって、利益確定売りに押されて下げに転じる場面もあった。取引時間中として初の4万5000円台乗せで、国内の機関投資家は目先の達成感などから売りを出していたとみられる。一方で「海外勢は先高観を強めている。とくに相場の流れに追随するCTA(商品投資顧問)やマクロ系ヘッジファンドといった海外投機筋による先物買いが活発だったとの声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは13.08ポイント(0.41%)高の3173.57だった。JPXプライム150指数も続伸した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆6154億円、売買高は10億750万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1098。値下がりは454、横ばいは66だった。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、精密機器、輸送用機器、機械などが上昇した。下落はその他製品、不動産業など。
個別では売買代金トップのディスコが大幅高に買われたほか、東京エレクトロンも堅調。IHIも買いが優勢。ソシオネクスト、TDK、信越化、村田製、ニデックHOYA、三井物が高く、トヨタ自動車、ホンダ、デンソーなど自動車株も上昇した。富士石油がストップ高人気となり、日本ケミコンも大きく株価水準を切り上げた。
半面、ソフトバンクグループ(SBG)やフジクラが軟調、サンリオ、任天堂、バンナムHDも冴えない。WOWOWが急落、ANYCOLOR、くら寿司、ラクスルなども大幅安だった。