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値上がり優勢、自立反発狙い
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、自立反発狙い

東証グロース市場はこのところ新興株相場は軟調に推移する場面が目立っていたため、自律反発狙いの買いが優勢だった。前日に大幅に下落していた日経平均株価が上昇に転じたことも投資家心理の支えとなった。
東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比8.94ポイント(1.40%)高の649.50だった。
グロース250とグロースCoreはともに上昇。
グロース市場ではアイスペースやセルシード、FFRIが上昇した。一方、エレメンツやエコナビスタ、AIAIは下落した。
値上がり銘柄数331、値下がり銘柄数194と、値上がりが優勢だった。

26日に東証グロース市場に新規上場したタイミーは公開価格(1450円)を400円(27.58%)上回る1850円で初値を付けた。前引けは初値比146円(7.89%)安の1704円だった。
 
個別ではAmazia、WASHハウスがストップ高。セルシードは一時ストップ高と値を飛ばした。Chordia Therapeutics、サンワカンパニー、ジーニーなど4銘柄は年初来高値を更新。PostPrime、スリー・ディー・マトリックス、シンバイオ製薬、坪田ラボ、ペルセウスプロテオミクスが買われた。

一方、カウリス、Will Smart、アストロスケールホールディングス、インテグループ、豆蔵デジタルホールディングスなど11銘柄が年初来安値を更新。AIAIグループ、モダリス、MFS、AHCグループ、ELEMENTSが売られた。