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値上がり優勢、割安感に着目した買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、割安感に着目した買い

 
東証グロース市場は22日の米長期金利が低下したことを受けて、PER(株価収益率)の高い銘柄の多い新興株の割安感に着目した買いが入った。25日の日経平均株価の上昇も投資家心理の支えとなった。ただ、直近の高値圏とあって利益確定売りも目立ち、上値は重かった。
グロースCoreは続落。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前週末比3.37ポイント(0.53%)高の638.18だった。
グロース市場ではウェルスナビ、フリーが上昇した。一方でライフネット、弁護士COMは下落した。値上がり銘柄数315、値下がり銘柄数237と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではベイシス、カイオム・バイオサイエンス、セカンドサイトアナリティカがストップ高。BTM、雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、オルツ、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、アズームなど17銘柄は年初来高値を更新。ARアドバンストテクノロジ、フルッタフルッタ、ENECHANGE、フーバーブレイン、アジャイルメディア・ネットワークが買われた。
 
 一方、アミタホールディングス、ユナイテッド&コレクティブ、ラキール、フーディソン、TORICOが年初来安値を更新。インバウンドプラットフォーム、T.S.I、マーキュリー、イメージ・マジック、THECOOが売られた。