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【オープニングコメント】 落ち着き処を探す展開か、国内政局の混乱を嫌気 |
14日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、4万6900円-4万7500円を想定。(10日終値4万8088円80銭)
休場の間の米国株は10日は大幅安となった一方、週明け13日は大幅高。ダウ平均は10日は878ドル安となり、13日は587ドル高の46067ドルで取引を終えた。
また、前週末10日、公明党が自民党との連立政権から離脱することを表明。自民党と公明党の連立を前提とした政権が想定されていただけに「高市トレード」に対する反動で、短期的な利益を確定する動きが強まるとみられる。上昇ピッチが早かったことから、様子見姿勢が強まる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の前半(前週末10日は152円84-86銭)、ユーロ・円が1ユーロ=176円台の前半(同176円95-99銭)と円高方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同10日の大阪取引所清算値比605円安の4万7015円だった。
【好材料銘柄】
■Hmcomm <265A>
生成AIとBPaaS(Business Process as a Service)を組み合わせた中小企業向け採用DXソリューションを提供開始。
■イーグランド <3294>
今期経常を34%上方修正・3期ぶり最高益、配当も8円増額。
■技研製作所 <6289>
今期経常は12%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の5.22%にあたる138万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施。取得した全株と現在保有する112万株を6月30日付で消却する。
■竹内製作所 <6432>
今期経常を一転5%増益に上方修正・最高益、配当も10円増額。
■古野電気 <6814>
今期経常を一転24%増益に上方修正・最高益、配当も40円増額。
■内海造船 <7018>
今期経常を一転2.1倍増益に上方修正。
■アイドマ・ホールディングス <7373>
今期経常は25%増で10期連続最高益更新へ。
【主な経済指標・スケジュール】
14(火)
【国内】
9月マネーストック(8:50)
「CEATECジャパン2025」(幕張メッセ、~10/17)
《決算発表》
イオン、Jフロント、コスモス薬品、高島屋、U-NEXT、クリレスHD、SHIFT、イズミ、いちご、アークス、ディップ、イオン北海、ドトル日レス、MV東海、IDOM、タマホーム、大黒天、イオン九州、SFoods、ボードルア、カーブスHD、TSIHD、ファンタジー、リテールPT、SFP、進和、ラクトJPN、PRTIMES、スタジオアリス、エコス、ライク、ブックオフGH、佐鳥電機、ククレブ
【海外】
独10月ZEW景況感指数(18:00)
IMF世界経済見通し発表(22:00)
Windows10サポート終了予定
《米決算発表》
ゴールドマン・サックス、ジョンソン&ジョンソン、JPモルガン、シティグループ、ブラックロック、ウェルズ・ファーゴ、ドミノ・ピザ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。