一進一退の展開か
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【オープニングコメント】 一進一退の展開か |
30日の東京株式市場は、軟調な展開が続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、4万200円-4万800円を想定、(29日終値4万674円55銭)
米国株は下落。ダウ平均は204ドル安の44632ドルで取引を終えた。
現地29日の米国株安を受け、きのう29日の軟地合いが継続するとみられる。一方で、好業績銘柄への物色意欲は衰えておらず、個別物色が中心になりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(29日は148円57-59銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の半ば(同171円66-70銭)と小動き。29日のADR(米国預託証券)は円換算値で高安まちまちながら、武田薬 <4502> 、LINEヤフ <4689> 、富士フイルム <4901> などが、29日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、29日の大阪取引所清算値比170円安の4万640円だった。(高橋克己)
【好材料】 ――――――――――――
■Veritas In Silico <130A>
米国で「RNAの機能を制御する化合物のスクリーニング方法」に関する特許査定を受領。
■美樹工業 <1718>
今期経常を27%上方修正、配当も100円増額。
■ジェリービーンズグループ <3070>
中長期保有株主に対する株主優待を拡充。25年7月末以降に200株以上かつ半年以上継続保有する株主に、優待品を1点追加で贈呈する。また、25年1月末以降に200株以上かつ1年以上保有する株主に、優待品1点+5000円相当の優待ポイントを追加で贈呈する。
■ベルテクスコーポレーション <5290>
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
■川岸工業 <5921>
今期経常を36%上方修正、配当も35円増額。
■日本車輌製造 <7102>
今期経常を19%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
30(水)
30(水)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~7/31)
《決算発表》
武田、富士通、OLC、村田製、パナソニックH、三住トラスト、京セラ、カプコン、関西電、東ガス、大和証G、JPX、JAL、マキタ、日産自、TIS、日立建、双日、野村不HD、住信SBIネ、NSSOL、東映アニメ、ヤマトHD、コクヨ、電通総研、邦ガス、ちゅうぎ、ゼオン、滋賀銀、日電硝、ミズホリース、南海電、アンリツ、住電設、日本M&A、シンプレクスH、日野自、東海理化、きらぼし、椿本チ、住友理工、ユアテック、岡三、北陸電、AREHD、南都銀、産車体、パラベッド、円谷フィール、山洋電
【海外】
米7月ADP雇用統計(21:15)
米4-6月期GDP速報値(21:30)
米6月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
パウエルFRB議長会見(7/31 3:30)
《米決算発表》
メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、イーベイ、フォード・モーター
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。