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あすは積極的な売買が限られるか

あすは積極的な売買が限られるか
 
 






Market Data
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【日経平均】
42394円40銭(▲413円42銭=0.97%)
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【TOPIX】
3071.99(▲33.50=1.08%)
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【グロース250】
785.89(▲1.09=0.14%)
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【プライム売買高】24億8155万株(△7億0459万株)
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【売買代金】5兆6237億円(△1兆4825億円)
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【値上がり銘柄数】386(前日:780)
【値下がり銘柄数】1180(前日:775)
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【新高値銘柄数】93(前日:284)
【新安値銘柄数】4(前日:5)
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【25日騰落レシオ】143.16(前日:145.43)
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■本日のポイント
 
 1.日経平均は3日ぶり反落、一時600円超下落みせる場面も
 2.米株市場でNYダウが安値引け、リスクオフムードに
 3.トランプ大統領のFRBのクック理事解任発表も嫌気
 4.為替のドル安・円高が輸出セクターを中心に逆風材料
 5.売り一巡後は下げ渋るも、個別株では7割以上が下落
 
前日の米国市場では、NYダウは前週末比349ドル安と反落した。先週末に最高値を更新した後で、主力株を中心に利益確定の売りが優勢となった。
東京株式市場では、リスク回避目的の売りが広範囲に広がり、日経平均株価は大きく水準を切り下げた。ただ、売り一巡後は下げ渋る動きとなった
 
エヌビディアの決算を東京株式市場で消化するのは木曜28日となるだけに、あすは積極的な売買が限られると思われる。
ただ、半導体株は売りづらくなるし、全体もきょうの大幅安で短期的な過熱感は払しょくされつつある。
日経平均(26日終値:4万2394円)はここからもう一段下げれば4万2000円や25日線(4万1822円、26日時点)などの節目が控えており、この近辺では押し目買いが期待できる。仮に外部環境がアゲインストであったとしても、きょうのように売られっぱなしとはならず、ある程度の耐性を示すだろう。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(26日現在)
 
45720.78  ボリンジャー:+3σ(13週)
45195.48  ボリンジャー:+3σ(25日)
44071.06  ボリンジャー:+2σ(25日)
43962.88  ボリンジャー:+2σ(13週)
43581.61  ボリンジャー:+2σ(26週)
43007.02  均衡表転換線(日足)
42946.65  ボリンジャー:+1σ(25日)
42813.42  6日移動平均線
 
42394.40  ★日経平均株価26日終値
 
42204.97  ボリンジャー:+1σ(13週)
41822.23  25日移動平均線
41731.48  均衡表基準線(日足)
41582.66  均衡表転換線(週足)
41013.21  ボリンジャー:+1σ(26週)
40697.81  ボリンジャー:-1σ(25日)
40447.07  13週移動平均線
39662.33  75日移動平均線
39573.40  ボリンジャー:-2σ(25日)
39442.31  均衡表雲上限(日足)
38729.63  均衡表雲下限(日足)
38689.16  ボリンジャー:-1σ(13週)
38538.67  200日移動平均線
 
パラボリック陰転値42272.75円下方まで下ヒゲを伸ばし、ローソク足は陰線を引いた。終値が下向きの5日移動平均線を5日連続で下回ったこともあり、短期的な下落基調の強まりが窺える。
一目均衡表では転換線が下向きに転じる一方で、基準線は上向きで終了。25日線が右肩上がりで推移していることもあり、本日の下落は上昇トレンド中の短期調整と位置付けられよう。