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反落、半導体関連に売り先行
【市況】東京株式(寄り付き)=反落、半導体関連に売り先行
【寄り付き概況】
 
3日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比224円83銭安の4万2085円66銭。

前日の欧州株市場はほぼ全面安商状となり、独DAXは2.3%安と大幅な下げで8月1日以来約1カ月ぶりの安値をつけるなどリスクオフ一色に染まった。米国株市場でもNYダウが一時600ドルに迫る下げで4万5000ドル台を割り込む場面があったほか、ナスダック総合株価指数も軟調で終値でダウを上回る下落率となった。欧州では長期金利の上昇が警戒されており、東京株式市場でも10年債利回りを横にらみに神経質な地合いが意識される。今週末発表される8月の米雇用統計などを控え、積極的に買い向かう動きも限定的となりそうだ。
 
東証株価指数(TOPIX)は反落している。
 
個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリが下落している。ダイキンやKDDIも安い。一方、リクルートや塩野義、第一三共は上昇している。キッコマンや味の素も高い。