兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「週末はメジャーSQ」
「週末はメジャーSQ」

「週末はメジャーSQ」

「恐怖と欲望指数は66→68」

週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
「週末発表の雇用統計を前に警戒感」との解釈。
マイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾンが軟調。
一方、小型株は買われラッセル2000指数は約1%高。
年初来の上昇率は約7%となった。
配車サービスのウーバーが2.2%高。
18日からS&P500の構成銘柄に加わるとの発表を好感した。
アラスカ航空は14%急落。
ハワイアン航空を純債務9億ドル込みの19億ドルで買収することで合意した
ハワイアンの株価は3倍近くに急騰。
10年国債利回りは4.258%。
5年国債利回りは4.211%。
2年国債利回りは4.637%。
ドル円は147円台前半。
WTI原油先物1月物は前日比1.03ドル(1.39%)安の73.04ドル。
ビットコインは4万1912ドル。
一時2022年4月以来の高値となる4万2100ドル超まで急騰。
当局がビットコインの現物に投資するETFを近く承認するとの観測を好材料視。
SKEW指数は140.91→144.54→136.04。
(5月31日が158.30)。
恐怖と欲望指数は66→68。
(2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

週明けのNYダウは41ドル(0.11%)安の36204ドルと5日ぶりに反落。
高値36238ドル、安値36029ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは186.54%(前日178.36%)。
NASDAQは119ポイント(0.84%)安の14185ポイントと反落。
高値14197ポイント、安値14058ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは123.96%(前日119.60%)。
S&P500は24ポイント(0.54%)安4569ポイントと3日ぶりに反落。
高値4572ポイント、安値4546ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは165.51%(前日156.33%)。
NYダウとS&P500指数の騰落レシオはそれぞれやや異常値のような気もする。
ダウ輸送株指数は61ポイント(0.40%)高の15525ポイントと3日続伸。
SOX指数は44ポイント(1.20%)安の3693ポイントと反落。
VIX指数は13.08(前日12.63)。
NYSE売買高は10.74億株(前日10.89億株)。
3市場の合算売買高は127億株(前日は123.4億株、過去20日平均は106億株)。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円安の33050円。
ドル建ては大証日中比110円安の33050円。
ドル円は147.20円。
10年国債利回りは4.258%。
2年国債利回りは4.637%。

「月曜は一時400円安」

週明けの日経平均は寄り付き113円安。
終値は200円(▲0.60%)安33231円と続落。
高値33324円、安値33023円。
一時400円超下落した場面もあった。
日足は4日ぶりに陰線。
33397円→33324円にマド。
TOPIXは19.87ポイント(▲0.83%)安の2362ポイントと3日ぶりに反落。
9月高値は2430ポイント。
TOPIXコア30指数は3日ぶりに反落。
プライム市場指数は10.27ポイント(▲0.84%)安の1215.63と3日ぶりに反落。
東証スタンダード指数は小幅に反発。
東証グロース250指数は12.65ポイント(△1.61%)高の713.40と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△4.38%(前日3.00%)。
プライム市場の売買代金は3兆3211億円(前日3兆4667億円)。
値上がり699銘柄(前日761銘柄)。
値下がり907銘柄(前日844銘柄)。
新高値71銘柄(前日108銘柄)。
新安値23銘柄(前日18銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは121.85(前日117.32)。
東証グロース市場の騰落レシオは98.01(前日90.61)。
NTレシオは14.07倍(前日14.03倍)。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
TOPIXは5勝7敗で41.66%。
東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(32736円)からは△1.51%(前日△2.45%)。
22日連続で上回った。
上向きの75日線は32305円。
20日連続で上回った。
上向きの200日線(31007円)からは△7.17%(前日△7.91%)。
171日連続で上回った
下向きの5日線は33375円。
3日ぶりに下回った。
13週線は32422円。
20日連続で上回った。
26週線は32474円。
20日連続で上回った。
13週線が26週線を下抜いてデッドクロス17日目。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.025%(前日▲15.611%)。
買い方▲7.555%(前日▲7.541%)。
東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.747%(前日▲8.562%)。
買い方▲22.532%(前日▲24.052%)。
空売り比率は45.2%(前日37.9%、2日ぶりに40%割れ)。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り比率40%割れの翌日安のアノマリーに戻った格好。
空売り規制なしの銘柄の比率は8.4%(前日6.9%)。
8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
日経VIは17.0(前日16.28)。
2月16日の安値は14.63。

日経平均採用銘柄のPERは14.76倍(前日14.90倍)。
21日連続で14倍台。
9月19日は16.26倍だった。
前期基準では16.10倍。
EPSは2251円(前日2243円、直近ボトムは9月28日2056円)。
ピークは11月29日の2260円。
225のPBRは1.31倍(前日1.32倍)。
BPSは25367円(前日25326円)。
日経平均の予想益回りは6.78%。
予想配当り利回りは1.96%。
10年国債利回りは0.685%(前日0.675%)。
プライム市場の予想PERは15.06倍。
前期基準では16.54倍。
PBRは1.28倍。
プライム市場の予想益回りは6.63%。
配当利回り加重平均は2.26%。
プライム市場の単純平均は4円安の2837円(前日は2842円)。
プライム市場の売買単価は2523円(前日2543円)。
プライム市場の時価総額は843兆円(前日849兆円)。
ドル建て日経平均は226.48(前日225.80)と反発。
週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円安の33040円。
高値33490円、安値33900円。
大証先物夜間取引終値は大証日中比100円安の33060円。
気学では「保合いとなるかジリ安を辿る日」。
水曜は「足取りにつく日」。
木曜は「下寄り買い、上寄り見送り」。
金曜は「分岐を司る重要日。波動に注意せよ」。
ボリンジャーのプラス1σが33625円。
プラス2σが34514円。
週足のボリンジャーのプラス1σが33391円。
プラス2σが34340円。
日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
7月3日の年初来高値は33753円。
11月20日ザラバ高値は33853円。
週末はメジャーSQ。
11月SQ値は32454円。
9月メジャーSQ値は32921円。
6月メジャーSQ値は32018円。
3月メジャーSQ値は28377円。
昨年12月メジャーSQ値は27576円。

《今日のポイント12月5日》

(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは4.258%。
   5年国債利回りは4.211%。
   2年国債利回りは4.637%。
   ドル円は147円台前半。
   SKEW指数は140.91→144.54→136.04。
   (5月31日が158.30)。
   恐怖と欲望指数は66→68。
   (2月1日が82、4月18日が70、3月15日が22)。

(2)ダウ輸送株指数は61ポイント(0.40%)高の15525ポイントと3日続伸。
   SOX指数は44ポイント(1.20%)安の3693ポイントと反落。
   VIX指数は13.08(前日12.63)。
   NYSE売買高は10.74億株(前日10.89億株)。
   3市場の合算売買高は127億株(前日は123.4億株、過去20日平均は106億株)。
   週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比110円安の33050円。

(3)プライム市場の売買代金は3兆3211億円(前日3兆4667億円)。
   値上がり699銘柄(前日761銘柄)。
   値下がり907銘柄(前日844銘柄)。
   新高値71銘柄(前日108銘柄)。
   新安値23銘柄(前日18銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは121.85(前日117.32)。
   東証グロース市場の騰落レシオは98.01(前日90.61)。
   NTレシオは14.07倍(前日14.03倍)。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)上向きの25日線(32736円)からは△1.51%(前日△2.45%)。
   22日連続で上回った。
   上向きの75日線は32305円。
   20日連続で上回った。
   上向きの200日線(31007円)からは△7.17%(前日△7.91%)。
   171日連続で上回った
   下向きの5日線は33375円。
   3日ぶりに下回った。
   13週線は32422円。
   20日連続で上回った。
   26週線は32474円。
   20日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.025%(前日▲15.611%)。
   買い方▲7.555%(前日▲7.541%)。
   東証グロース250指数ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.747%(前日▲8.562%)。
   買い方▲22.532%(前日▲24.052%)。

(6)空売り比率は45.2%(前日37.9%、2日ぶりに40%割れ)。
   10月30日が54.3%。
   22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
   23年3月10日52.7%。
   空売り比率40%割れの翌日安のアノマリーに戻った格好。
   空売り規制なしの銘柄の比率は8.4%(前日6.9%)。
   8月18日が10.4%、8月3日が12.3%、6月9日が16.1%。
   日経VIは17.0(前日16.28)。

(7)日経平均採用銘柄のPERは14.76倍(前日14.90倍)。
   21日連続で14倍台。
   9月19日は16.26倍だった。
   前期基準では16.10倍。
   EPSは2251円(前日2243円、直近ボトムは9月28日2056円)。
   ピークは11月29日の2260円。
   225のPBRは1.31倍(前日1.32倍)。
   BPSは25367円(前日25326円)。
   日経平均の予想益回りは6.78%。
   予想配当り利回りは1.96%。
   10年国債利回りは0.685%(前日0.675%)。

(8)プライム市場の単純平均は4円安の2837円(前日は2842円)。
   プライム市場の時価総額は843兆円(前日849兆円)。
   ドル建て日経平均は226.48(前日225.80)と反発。

(9)ボリンジャーのプラス1σが33625円。
   プラス2σが34514円。
   週足のボリンジャーのプラス1σが33391円。
   プラス2σが34340円。
   日経平均の9月15日の戻り高値は33533円。
   7月3日の年初来高値は33753円。
   11月20日ザラバ高値は33853円。
   週末はメジャーSQ。
   11月SQ値は32454円。
   9月メジャーSQ値は32921円。
   6月メジャーSQ値は32018円。
   3月メジャーSQ値は28377円。
   昨年12月メジャーSQ値は27576円。

今年の曜日別勝敗(12月4日まで)

月曜26勝18敗
火曜33勝14敗
水曜24勝22敗
木曜24勝21敗
金曜25勝21敗

電子端末の記事から。

年末にかけて米株式相場は上昇しやすいという経験則。
前週までの5週間でダウ平均は3827ドル(11.8%)上昇。
短期的な過熱感も意識されやすい。
11月の米雇用統計は今週末。
非農業部門雇用者数(NFP)の市場予想は17万2500人増。
前月(15万人増)を上回る。
しかし20万人増以下の低い伸びとの予想。
失業率は前月比横ばいの3.9%と見込まれている。
ゴールドマン・サックスは23万8000人増と市場予想を大きく上回る数字を予想。
ストライキを行っていた労働者が復帰することで3万8000人の押し上げ効果を見込んだ。
失業率は前月比0.1パーセントポイント低下の3.8%。
市場予より強い数字を予想した。

一方で2000年以降の12月における日経平均株価の平均推移。
月初高も中旬まで伸び悩み、その後は年末に向けて一段高となる季節性。
相場格言にもある掉尾の一振が顕現化しやすい。
株価が伸び悩む期間において、売り主体として想定されるのは国内の個人投資家。
東証と大阪取引所の投資部門別売買動向を基に個人投資家の売買動向を確認すると、12月に個人は過去10年中8年売り越した。
特徴として、その年の1〜11月に株価が上昇していたら12月は売り越し、下落していたら買い越す傾向。
今年は、24年1月の新NISA(少額投資非課税制度)導入を前に例年より売却へのインセンティブが働いている。
現行のNISAは非課税期間終了後に翌年の非課税投資枠へ移管(ロールオーバー)が可能であった、
現行NISAから新NISAへのロールオーバーはできない。
現行NISAの非課税期間終了後、自動的に課税口座へ払い出される。
これを避けるため、年内は現行NISA口座から売りが生じやすい状況。
新NISAでは非課税保有期間が無制限となるため、ロールオーバーを行う必要がなくなる。
 
野村証券のリポートは「TOPIX500構成銘柄を対象として個人投資家保有比率が上位50位に属する銘柄」。
18年度末から増加幅が大きい銘柄は下記の通り。
増加幅10%ポイント以上の銘柄群は11月以降の株価リターンが指数に対して劣後している。
        

・個人投資家保有比率が高い銘柄(18年度末以降に保有比率が10%ポイント以上増加した銘柄のみ抜粋)
1820 西松建
9831 ヤマダHD
9104 商船三井
3038 神戸物産
8304 あおぞら
8233 高島屋
9832 オートバクス
6417 SANKYO
9101 郵 船
8282 ケーズHD
9201 JAL
9506 東北電
7751 キヤノン
9504 中国電

ゴールドマン・サックス証券のリポート。
今年の日本の株式市場でバリューのアウトパフォーマンスが続いてきた。
9月半ば以降は急速なリバーサル局面が見られ、バリュー/グロースはボラティリティの高い状況となっているとの見解。
「ボラティリティの高さが株価に大きな影響を与えている。
足元で見られているFRBの利下げ織り込みの前倒しと米金利の低下が続くのであれば目先はグロースの反発が続く可能性がある。
しかし、24年1ー3月期(1Q)にかけての今後数カ月程度の時間軸ではバリュー一辺倒、もしくはグロース一辺倒というより、バリュー・グロースのどちらにも有望な投資機会がある。
良好な業績モメンタムが続くバリュー銘柄やガバナンス改革が期待されるバリュー銘柄、高配当銘柄は引き続き選好される。
グロースでは、バリュエーションが22年1月以降低下した成長見通しの良好なグロース銘柄や、ダウントレンドから業績の回復が見込まれるシクリカルグロース銘柄に注目」。
以下はバリュエーションが低下した成長見通しの良好なグロース銘柄。
22年1月以降に予想株価収益率(PER)が20%以上低下し、
同期間にTOPIXをアンダーパフォームした成長見通しの良好な優良グロース銘柄をスクリーニングしたもの。
条件は過去4年の売上成長が10%以上、今後3年間の売上年平均成長率(CAGR)が5%以上、
株主資本利益率(ROE)が10%以上で、時価総額が1500億円以上。

コード 銘柄略称
6861    キーエンス
6902    デンソー
6367    ダイキン
6594    ニデック
7733    オリンパス
4612    日ペイントH
4307    NRI
4684    オービック
7832    バンダイナム
2801    キッコーマン
6869    シスメックス
2413    エムスリー
3092    ZOZO
6504    富士電機
6532    ベイカレント
2181    パーソルHD
3141    ウエルシアHD
4613    関西ペ
6460    セガサミーHD
3923    ラクス
3774    IIJ
2371    カカクコム
6951    日電子
6966    三井ハイテ
9449    GMO
2175    SMS
2412    ベネ・ワン
6544    JESHD
7476    アズワン
9793    ダイセキ
9090    AZ-COM丸
2379    ディップ
6707    サンケン電
3186    ネクステージ
7780    メニコン
8919    カチタス
7004    日立造


JPモルガンのリポートは「2024年の株式需給見通し」。
「今年は2022年と比較して約2.5兆ドル改善した後、24年は23年と比較して約1.6兆ドルの株式需給悪化が見込まれまる」。

QUICKラボのイントラデイファクターリターン分析を用いた日中ファクターリターン分析。
過去3カ月リターンファクターがプラス0.36%、過去1週リターンファクターがプラス0.32%。
過去1カ月リターンファクターもプラス0.14%とモメンタムファクターの強さが目立つという。
「米国では12月に向けて、ファンド決算でタックスロス・セリングが出やすく、これもモメンタム効果を加速させやすい一因」とされる。
日本の個別株でもモメンタムファクターの堅調さが目立っている。

・過去1カ月リターンの良い先(ユニバース:TOPIX500)
7735 SCREENホールディングス
9783 ベネッセホールディングス
3923 ラクス
4581 大正製薬ホールディングス
2412 ベネフィット・ワン
4704 トレンドマイクロ
3769 GMOペイメントゲートウェイ
6856 堀場製作所
4980 デクセリアルズ
6857 アドバンテスト
6723 ルネサスエレクトロニクス
6920 レーザーテック
3697 SHIFT
6361 荏原
3064 MonotaRO
7729 東京精密
6728 アルバック
6532 ベイカレント・コンサルティング
6098 リクルートホールディングス
6951 日本電子
9024 西武ホールディングス
3132 マクニカホールディングス
6146 ディスコ
7780 メニコン
8111 ゴールドウイン

(兜町カタリスト櫻井)