値上がり優勢、値動きの軽い小型株に買い
【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、値動きの軽い小型株に買い
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東証グロース市場は衆院選後に大型株が戻りを試すなか一日を通して堅調に推移した。
衆院選後で投資家は様子見ムードが強く、日経平均株価の上げ幅は限定的だった。これにより、値動きの軽い小型株に買いが集まり、買いが優勢となった。大引けにかけて一段高となった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数も続伸した。終値は前日比12.66ポイント(2.08%)高の622.54だった。
グロース市場ではエニマインドやシーユーシー、タイミーが上昇した。一方、雨風太陽やプロディが下落した。
値上がり銘柄数426、値下がり銘柄数133と、値上がりが優勢だった。
29日に東証グロース市場に新規上場したはSapeetは、公開価格(1500円)を上回る2285円で初値を付け、大引けは2510円だった。
個別ではベースフード、モダリス、シーユーシーがストップ高。グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、フルッタフルッタ、プロパティデータバンク、ライフネット生命保険など6銘柄は年初来高値を更新。ABEJA、Delta-Fly Pharma、ティムス、ファーストアカウンティング、オプロが買われた。
一方、Hmcomm、イントランス、ARアドバンストテクノロジ、マーソ、ログリーなど6銘柄が年初来安値を更新。雨風太陽、プロディライト、夢展望、データホライゾン、ブランディングテクノロジーが売られた。